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TAA九州(福岡県小郡市・北口武志社長)は6月11日、「TAA52周年記念あじさいまつり」を開催した。出品台数は2419台に上り、このうち1756台を成約し、72.6%の高成約率を記録する活況となった。当日はTAAでは初の試みとなる「ヴィンテージカーコーナー」を特設した。同コーナーには〝ヨタハチ〟の愛称で今も親しまれている「トヨタスポーツ800」など、昭和を彩った名車が全23台出品され、このうち12台を成約した。
セリ開始前のセレモニーで九州地区2会場を統括する人見真司理事は「TAAは5月末時点で累計出品台数1290万台を超え、7月には1300万台に到達する見通しです。8月末には全会場の累計開催回数が1万回を超える予定です。こうした中で、6月は『TAA52周年記念月間」を展開しています。九州会場限定で行う「ヴィンテージカーコーナー」は九州北部豪雨で被災した朝倉市への寄付を目的に行うほか、東北支援のチャリティー企画も展開しています。今後も中古車流通において会員の皆様が安心して買える、売れる会場となれるよう、TAAは各地域の皆様との関係を大切にし、地域に密着した会場運営を心がけ、検査精度の向上にも磨きをかけ、全社一丸となって取り組んでまいります」と挨拶を述べた。
当日のヴィンテージカーコーナーには、一般会員を中心に23台の名車が集まったが「古き良き時代のクルマを大切にセリにかけさせていただき、皆様に喜んでいただくとともに、同コーナーを通じた朝倉市への寄付を通じて、九州北部豪雨の被災地支援につなげたい」(人見理事)という。
同会場では7月2日開催のAAより、「マツダコーナー」を常設する。メーカー間の提携関係などに連動する形の新コーナーで、同会場ではダイハツやスバル、日野に次ぐメーカー系コーナー。毎週60台規模の出品台数を見込んでいる。
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