オートメッセ城東新車館をグランドオープン/住永企業

オートメッセ城東新車館をグランドオープン

企業・団体 2019年04月01日

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熊本地震から３年、被災した本社屋が完全リニューアル

会社名：住永企業

オートメッセ城東新車館

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　住永企業（熊本市東区・住永栄一郎社長）は３月２８日、オートメッセ城東新車館をグランドオープンした。２０１６年４月の熊本地震で被災し、建て替えを余儀なくされていた城東自動車本社屋を完全リニューアルしたもの。ゆったりとした敷地に、住永社長が理想とする「お客さん同士のコミュニケーションの場」を提供するスペースには、ダンスレッスンなどに使用できる「Ａ　Ｓｔｕｄｉｏ」を併設するなど、単なる自動車販売店に止まらない地域コミュニティの活性化に寄与していく考え。

　同店舗は、１６年４月の熊本地震で大きな被害に見舞われ、建て替えを余儀なくされた。地震から丸３年が経過、あらゆる障壁を乗り越えて、今回のグランドオープンを迎えた。新たに鉄骨造地上２階建ての建屋を新設したほか、店舗敷地奥のサービス工場もリニューアルオープンしたほか、敷地内のアスファルト塗装などをリニューアルし、完全刷新した。

　店舗建屋には、１階をショールームと事務所を設けるほか、２階には整備入庫などで来店した顧客がゆったりと過ごせるラウンジスペースを設けた。２階には３カ月後をめどに、多目的スタジオ「Ａ　Ｓｔｕｄｉｏ」を開設予定で、地域住民などに対し、ダンスレッスンなどに活用してもらう考え。

　３月２８日には来賓や取引先関係者を招いてオープニングセレモニーを盛大に開催した。来賓にはＪＵ熊本の永松守会長・理事長らが招かれた。

　住永社長は「ここにお集まりいただいた皆様１人１人が大切なお客様。皆様とともに本日を迎えられたことを大変嬉しく思います。３年前には信じられないような出来事が起こりました。そこからたくさんの方々に支えられたほか、私自身も被災地で沢山の方々にご支援と応援をさせていただきました。たくさんの方々に恩返しする思いで新社屋をオープンさせていただきました。この店舗で皆様に『幸せ』を提供出来るよう、また熊本を元気に出来るよう、努力してまいります」と挨拶を述べた。

　セレモニーの締め括りで挨拶に立った住永幸三郎会長は「地震から３年が経過しました。当時は前震の後に襲った本震で整備工場や本社屋が大きな被害を受けました。本日はおかげ様でこんな素晴らしい社屋をオープンすることが出来ました。社長の思いが詰まった素晴らしい社屋です。ピンチはチャンスと捉え『復旧』や『復興』から、新たに『飛躍』して欲しいという想いです。皆様のご恩に応えられるよう、社員一同努力してもいります」と心からの感謝の言葉を述べた。

　同社は、住永社長を中心に、熊本地震直後から、支援物資の中継地点としてオートメッセ（熊本県益城町）の店舗敷地を提供したほか、支援物資の配布や無料レンタカーの提供、被災地での復旧活動への参加、炊き出しの実施などを通じて、広く地域社会に貢献してきた。

　今回自社の本社屋をリニューアルオープン出来たことで、更なる『飛躍』に向け、大きな一歩を踏み出した。２８日は１１時からのセレモニーの後、１２時から店舗をオープンした。

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