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ユー・エス・エス(愛知県東海市・安藤之弘社長)は1月25日にユー・エス・エス本社にて記者会見を開き、専用システムを用いてOBD検査した車両のみ出品をする「OBDコーナー」の運営を3月1日の開催より名古屋会場にて開始することを発表した。
OBD情報の取得には、日本自動車車体補修協会(東京都千代田区・吉野一代表理事)の監修のもと、同社とデンソー(愛知県刈谷市・有馬浩二社長)が開発したOBD検査専用システム「DST-ⅰ for USS」を活用する。同製品はAA用に特別に開発され、故障診断チェック項目を主要6項目(①パワートレイン②トランスミッション③エアバッグ④電動パワステ⑤ブレーキ⑥安全支援)に絞ったことで、一部車種を除く国産全メーカーに対応、また、検査時間を1台当たり3分程度にすることができる。
同コーナーの運用の背景には、車両の電子化や車体補修技術の発展により、提供する情報の精査や検査技術の高度化があげられる。同会場では2016年10月より「USSBP登録店コーナー」を設置、OBD点検を含む車体補修情報の「見える化」に取り組んでいる。
会見の場で赤瀬雅之専務は「現状の検査では把握できる範囲が限られており、専用のシステムを使用することで、不具合のある個所を明確にすることができる。『OBDコーナー』の運営を通じて、オークションの信頼性の維持・確保と安全で安心な流通の維持に尽力していきたい」とし、吉野代表理事は「ユー・エス・エスが取り組んでいる『安心・安全な中古車流通』に賛同し今回監修を行なった。今後益々コンピューター化が進む中で、より安心を訴求させていきたい」と述べた。
専用システムを用いて検査する同コーナーはまず、名古屋会場のみで運営、状況を見ながら全国の会場へ導入を行なっていく。
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