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日本中古車輸出業協同組合(東京都品川区・佐藤博理事長 以下、中輸協)は12月5日、「平成30年忘年懇親会」を都内ホテルで開催した。
当日は、組合員・招待者を合わせ、200名超が参加。会場の随所で参加者が挨拶を交わす姿が見え、活気溢れる会となった。
開会に際し佐藤理事長が挨拶に立ち「今年の輸出業界を振り返り、一番の出来事を上げるなら9月の台風災害であろう。私自身40年ほど業界に身を置いているが、これほどの高潮・火災による被害は初めて。輸出が順調に拡大していた中で、輸出向けの車が大きな被害を受けた一年であり、大変な年であった。もう一つ上げると輸出マーケットのビッグ3を占めていたミャンマーが、右ハンドル車の輸入が禁止となり、中古車輸出が止まったこと。ただ、ミャンマーの人達は楽観的に捉えている部分もあり、1年程で輸出も再開される可能性もあると話す人もいる。今のところ、中国・韓国からミャンマーへの輸出の話は聞こえてこない。ミャンマーからは日本車輸入に対する根強いニーズをいただいている。中古車の輸出の総数は10月までの実績は昨年同期比で3%伸びている。中古車輸出業界は日本の中では右肩上がりであり、今後もこの傾向は続くと予想され、数少ない右肩上がりの業界だと思っている。組合員一同が一生懸命商売に邁進していく」と述べた。
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