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JU秋田(秋田市御所野湯本・藤原寛市理事長)は9月26日、「会場オープン30周年 共有セリ機導入5周年記念AA」を開催した。
当日のセリは696台を集荷。成約率は記念AAでは過去最高の77.9%を記録する盛会となった。また、JU東北ブロック全県の会長をはじめ多数の来賓が会場を賑わし、周年記念に相応しい盛会となった。
開催に先立ち挨拶に立った藤原理事長は「組合をこの地に開設し、30年を迎えた。この30年の間に手セリから、進化させるべく共有セリ機を導入し、全国に発信しながらオークションを開催している。今、この業界も年々変化を求められ、色々と改革を進めていかなければならない状況にある。我々も一生懸命に改革を進めながら、この共有セリ機を活用しながら、試行錯誤を繰り返しながら取り組んでいる。今回は中身の濃いオークションを目指し、成約率の向上と出品車の質の向上にこだわり、会員様、ディーラー様の理解と協力をいただいての出品となった」と述べ、活発な応札を呼びかけた。
続いてJU東北各県会長のJU東北会長JU山形・鑓水孝理事長、JU福島・川村秀夫理事長、JU宮城・鹿野利徳理事長、JU岩手・大野晴久理事長、JU青森・石山英二理事長が、続いてJU新潟・佐藤一男会長代行、JU札幌・山近真一副理事長、JUコーポレーション・鈴木幸昭副社長が祝辞を述べた。
鑓水理事長は「この時期に700台の出品は、藤原会長、伝農流通委員長を中心に執行部、会員様、ディーラー様の協力があってこそ」と讃えた。川村理事長はリレーオークションへの協力、鹿野理事長は適正販売店の取組みと資格取得の促進を呼びかけた。
取材の場で藤原理事長は「ディーラー出品も増えている。ディーラーの挨拶回りをしている。ディーラーの協力をいただけるようになった。売れる会場になれば、お客様も来場いただける。オークション会員も増えている。まずはJU秋田を利用する人を増やすことが先決。オークション・封印・クレジットは三本柱として確立できた。JU秋田利用者が増えることで、より良くなる。オークションに関しては、最終的には売れるオークションにしたい。そのためには売れる車を集めること。出品店と落札店のお互いのメリットを考え、中身のあるオークションを目指したい」と語った。
JU秋田は流通委員とは別にAA推進委員を設け、オークションの企画や運営に当たるなど、独自の取組みを推進する中で、組織の強さが現れてきている。藤原理事長は、部下が働きやすい組織を目指す上で「ものを言える組織」にしたいと話し、「良い組織になってきているが、もっと良くしないといけいない。全てを良い方向に向けられるようにしたい」と語った。
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