【査定検査の時間短縮に効果あり 】 “お決まりのダメージ”を知る(前編) - グーネット自動車流通

2018年(平成30年)10月19日 [金曜日] 先勝 |  サイトマップ サイトマップ

【査定検査の時間短縮に効果あり 】 “お決まりのダメージ”を知る(前編)

整備 2018年08月20日
株式会社ジャッジメント 取締役 橋本剛
会社名:ジャッジメント

 前回は“新車状態を見慣れることは、見極める時間の短縮にもつながる”ことをお話しさせていただきました。これに関連して“査定検査の時間短縮”に役立つ“お決まりのダメージ”について今回はご紹介いたします。

◆その車種形状、モデルには“あって当然のダメージ”が存在する?
 特定モデルを専門に扱う販売店の方々は、そのモデルについて自然と知識が豊富になっていきます。それはグレード別の標準装備であったり、マイナーチェンジ情報であったり、故障、それに対する対策方法等、多岐にわたります。検査に携わる私達も同じです。“〇〇〇は、エンジンからオイルが漏れている個体が多い“、“〇〇〇は、ダッシュボード全体が経年劣化でベタツキが発生する”、“〇〇〇は、フロントインサイドパネルの合わせ目から経年劣化による錆が出てくる”このような事例を挙げたらキリがなくなる程の数を検査の積み重ねで覚えていきます。結果として、検査対象のモデルを前にした時に、“このモデルはオイル漏れのチェックを怠らないようにしよう”と、瞬時に引き出せる検査車両の“お決まりダメージ”が、検査手順に組み込みこまれていくのです。

◆まずは形状別に傾向を理解する
 日々数多くの検査をこなす検査員のレベルに到達するのは容易ではありませんが、大まかに車種形状によるダメージ傾向を理解しておくだけでも見落とし低減につながります。今回は、査定額やオークション評価点に影響がでやすい事例をご紹介してまいります。

◆ガラスの割れに注意すべき形状は?
 これはずばりフロントガラスの取り付け角度が“垂直気味に”立っている”デザインのモデルが該当します。例えば日産・キャラバンのようなワンボックス形状、メルセデスベンツ・Gクラスのようなガラス形状のモデルです。“角度が寝ている”デザインのフロントガラスであれば、飛び石による衝突に対して衝撃を逃がすことができるのですが、対して前述したモデルは、ダイレクトに入った衝撃の逃げ場がないので、ガラスの損傷・亀裂につながりやすくなります。 更に高速道路を頻繁に走っていた個体(過走行車や商用車)であれば、その確率は上昇します。当然ですがガラスの割れが多いだけでなく、リペア跡も多くみられますので 、ご注意ください。(第709号記事参照)

◆ミニバンは何に注意?
 ミニバンのようなハイルーフ形状に多く見られる“お決まりのダメージ”は、ルーフサイドレールという部位に残ってしまう“浅いへこみ”です。ルーフサイドレールとは、ルーフパネルを接合する枠の部分ですが、洗車の際、ここに手を添えてルーフの拭き取りをすることで浅いへこみがつきやすい場所です。高評価点が見込める車両の場合、ルーフパネル本体のチェックだけでなくルーフサイドレールの確認も怠らないようにしてください。

◆その車の使用状況をイメージする
 中古車は「一物一価」の商品であるが故に、今回紹介したダメージが全ての該当モデルにあるとはかぎりません。しかし、そのモデルが持つ商品特性により、似たような使用環境が予想されます( 例えばワンボックスカーであれば荷物輸送、高速移動、高い部分の洗車が難しい等)。これらの形状と使用環境に傾向があればダメージにも同様の傾向がみられてもおかしくはありません。オークション会場の検査員は、こうした情報を検査の積み重ねで「経験」として習得し、検査を行う際には瞬時に引き出すことができるので、精度の高い検査を行うことが可能なのです。ぜひ参考にしてみてください。







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