【JUトップインタビュー】千﨑悟之会長理事長に聞く/JU千葉

【JUトップインタビュー】千﨑悟之会長理事長に聞く

ひと 2018年06月08日

会員目線の事業を推進、会員数増加に繋げる

会社名：JU千葉

　ＪＵ千葉会長理事長就任時に業界の更なる発展に向け「The Challenge to Innovation（ザチャレンジトゥイノベーション）＝変革への挑戦」を基本方針として掲げ、商組事業を推進する千﨑悟之会長理事長。就任から１年を迎える中、自ら率先し、強力なリーダーシップを発揮しながら「変革への挑戦」に取り組む同氏に、同商組の各事業の状況および進展について話を聞いた。（齊藤寛英）

■「やればできる」を証明
「会長理事長就任時に掲げた事項は順調に進んでいる。会長理事長の方針があってこそ、組織が動く。気に入る、気に入らないではなく、良い方向に進む為の方針が大事。事務局に対しても『変革への挑戦』を共有し取り組んでいる。特に意識しているのは『やればできる』を証明すること。その為には、ＪＵ栃木・高谷昭彦会長理事長が言っている『ノーアタック・ノーチャンス』の意識を持つことが大切。事務局の意識も変わり、方針を理解し取り組むスタッフも増えた。皆で決めたことをやるだけ」

■昨年度の各事業好調
「オークション事業は６年連続出品５万台を達成し、年間出品数の最高記録も更新できた。６年連続達成は、ＪＵ千葉執行部と事務局、組合員が積み重ねてきた結果であり、敬意を表するとともに感謝を申し上げたい。今年度も昨年を上回る出品５万６０００台を目標に据えているが、６万台を目指したい。その為には、日頃からＪＵ千葉を利用いただくことが大事。ポス会員には、オークションに積極的に参加できるような施策も行っている。オークションを活性化することで、ＪＵ千葉に目を向けてもらうこと、利用してもらうことができる。その為にも、特長のある会場にしていく。今年度は会場をより良くするための準備としてモニターの入替やその他についても進めている。ディーラーの協力もいただき、バイヤーの欲しい車が増えてきたことで来場者数も増えている。会員に利用される会場を目指し、先々を見据えた展開を考えていきたい。また、金融・小売振興・指導環境の各事業においても高実績を残せている。金融事業は全キャンペーン達成、適正販売店も目標店数を達成し、より一層上手く進んでいる」。

■会員目線の取り組みで活性化に繋げる
「ＪＵ千葉の各事業に関心を持っていただくことで、正会員の増加に、延いては商組の活性化に繋がる。会員にとって一番良いのは『利用者還元』。オークションで言えば、出品・成約・落札で還元をできるような取り組みをしたい。組合員・ポス会員に還元できる事業推進をしていくことが大事。その為には利益も出す。現在２１０数社の会員だが、以前はもっといた。流通委員長時代に『即日払い』『ディーラーコーナー』を作ったが、今も続いており、利用者がいるということ。会員目線に立った取り組みが大切。活気のあるＪＵ千葉にする上でも、各事業を通じて会員数増加に取り組む」。

【プロフィール】
千﨑悟之（せんざきまさゆき）昭和28年４月16日生、千葉県市原市出身。趣味はクルマ。クルマ好きが高じて販売店に出入りしているうちに仕事を覚え開業。ＪＵ千葉入会後は、流通委員長を務めた。

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