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USS札幌(北海道江別市・安藤之弘社長)は5月9日、「新会場オープン1周年記念AA」を開催した。当日のセリは出品4032台、成約2813台、成約率69.8%、成約単価34万7000円と記念オークションに相応しい盛会となった。
セリ前の記念セレモニーでは菅田幸康執行役員札幌会場長が挨拶に立ち、「本日グランドオープン1周年を迎えることができた。ここで更に基本、初心に立ち返り検査精度をこれまで以上に高めることにより、更に安心して落札できるオークション会場にしたい。札幌会場は今後も利便性が高く、会員の皆様の商売に役立つ会場にしたい」と述べた。
当日AAでは、RCコーナー1周年を記念して、排気量に応じて1万5000から4万5000円の特別商談落札保証価格の設定や1台からの取引賞、レストランとカフェスイーツはすべて会員に大開放とした。
同会場が昨年5月にグランドオープンして1周年を迎え、菅田会場長は新会場効果に確かな手応えをつかんでいる。その要因について「タッチパネル式の新システムの利便性や新しい設備、広いフリースペースが好評。食堂やカフェも想像以上に盛況だ。月に一度のスイーツデイや定期的な試食会などを通じてサービスレベルも格段に向上しており、会場の居住性についても会員の皆様に喜んでいただいている。こうした取組などにより、その結果として出品エントリー数が格段に増えている。現在55%の道内シェアを維持しつつ、将来は60%を目指したい。今年度の出品目標は14万5000台、成約率65%」と意気込みを語った。
同会場には、全国会場で14名しかいない1級検査員が3名在籍している。会員の満足度を高めるため6月6日は、「基本的な修復歴の見極め方」や「車種別の車両構造など検査講習会」を予定している他、8月は1000回達成記念オークションを予定、様々なイベント企画を検討している。
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