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名古屋・三河ダイハツ(愛知県名古屋市・坪内孝暁社長)がアラブ首長国連邦(UAE)で展開しているドバイ初の屋内型会員制中古車オークション会場「DAA」の事業が注目されている。
同会場は自動車再輸出入ビジネス専門のフリーゾーン「DAZ(Dubai Auto Zone)」に2017年10月オープン、150名がセリに参加可能、冷暖房を完備、快適な環境を整えている。また、会場の運営は中古車輸出のクエタトレーディング、現地資本のアルゾヘイブモータースとの3社で設立した合弁会社にて行なっている。
オークションは週6日開催、出品車両は毎開催約50台、月間では約1200台となっている。主に名古屋ダイハツ・三河ダイハツの下取り車両や日本国内のAA会場にて買い付けをした車両で、成約率は毎開催80%~90%と高水準となっている。現状では中東やアフリカ主要国への輸出向けに、バイヤーが積極的に買い付けに訪れている。
近年、上質な日本車の人気が高く、各国への中古車輸出は増加傾向にある。日本中古車輸出業協同組合によると2017年の総輸出台数129万7660台の内、UAEへの輸出台数は11万6000台を超えている。UAEを経由して中東、アフリカ各国へ輸出されていることから、UAEは中古車流通のハブ拠点としての重要な役割を持っている。
また、同社は「DAA」への出品代行事業を始めると発表した。中東やアフリカ各国に輸出を希望する国内企業を募り、代行にて「DAA」に出品をする。代行事業は、輸出手続きから決済まで代行するコースからドバイ着港後から決済まで代行するコースまで、3段階を用意する。同事業の開始により、月間1200台の出品台数を倍増したいとしている。
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