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日本中古車輸出業協同組合(東京都品川区・佐藤博理事長 以下、中輸協)は12月6日、「平成29年忘年懇親会」を都内のホテルで盛大に開催した。
当日は、代議士や組合員、招待者を合わせ約250名が参加。会場内では参加者が随所で挨拶を交わし懇親を深める会となった。
開催の挨拶に立った佐藤理事長は今年を振り返り「10月までの輸出台数は106万台。昨年は96万台であり、今年は約10万台多い。中古車輸出のピークは2008年のリーマンショック前の130万台だが、及ばないまでも近づいてきている。まだまだこの業界のこれからは楽しみ」と展望を語った。
続けて先日訪問したモーリシャスの現地事情について「モーリシャスは新車と中古車が半々の割合であり、ほとんどが日本車。新車は南アフリカやインド、タイから輸入しているが、日本で生産された車の方が、故障が少なく良いとの声が現地で挙がっている。この声からも我々の商売は自信を持ってできると感じた。世界中で日本で生産された車は世界一の評価をいただいており、今後も組合員一同、商売を頑張っていきたい」と想いを述べた。
続いて片山さつき参議院議員、経済産業省製造産業局自動車課高橋一幸課長補佐、全国中小企業団体中央会中澤善美常務理事、スリランカ大使館サマンサP.K.ウイジェセカラ氏、JU埼玉薄辰美会長が祝辞を述べた。
乾杯の発声はソウイング中尾聡社長が務め、「佐藤理事長をはじめとした中輸協の取り組みが、世界一の中古車輸出大国の礎を盤石にしている」と述べ、忘年懇親会開催となった。
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