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【繁盛店レポート】ファミリーカーショップ(岐阜県可児市)ユーザーの気持ちをつかむ店舗運営

2017-10-16


  

  • 「家族」という意識を大切に考える吉田社長
    「家族」という意識を大切に考える吉田社長
  • 2階建ての大型店舗
    2階建ての大型店舗
  • 同時に12台の作業が行えるピット
    同時に12台の作業が行えるピット
  • 在庫台数500台の展示場
    在庫台数500台の展示場

 昭和55年7月に創業、36周年を迎え、登録済未使用車専門店として岐阜県可児市、各務原市で地域密着営業を展開するファミリーカーショップ(吉田正社長)。7000坪の広大な敷地に800台を超える未使用車の在庫とひと際目を引く大型店舗を構え、様々な仕掛けで日々ユーザーを満足させている。少子高齢化、免許保有者の減少などで新車・中古車の販売台数減少が懸念される中、成長し続ける要因を聞いた。(福井伸幸)

■利便性を追求した店舗
 同社は岐阜県可児市と各務原市に店舗を構え、年間3800台を販売する。可児本店は敷地面積5200坪、在庫台数500台、2階建ての大型店舗には80名がゆっくりくつろげる商談スペース、ガラス越しに整備状況を見ることができ、同時に12台の作業が行えるピットを備えている。また、敷地内に環境配慮型の最新式エコ塗料を使用する自社鈑金工場を備えユーザーの利便性を高めている。平成27年5月に2号店としてオープンした各務原店は敷地面積2200坪、在庫台数300台、可児本店同様に大型店舗を構える。両店舗ともに高速道路インター付近にあり、アクセスは良好となっている。

■ユーザーを家族と思えば接し方は変わる
 「社長業に就いて約10年経ったいま、『家族』という意識を特に大切に考えています(吉田社長)」と語るように、同社ではユーザーを『家族』として接している。車検時の適正な部品交換の提案、家にいるようなリラックスした店舗環境など取り組みは多岐に渡る。また納車式は特に力を入れており、セレモニーはもちろん、思い出が詰まった下取り車のパネル作成などを行っている。家族のような付き合いを大事にすることが、結果として代替え・増車・紹介につながり販売台数増加、サービス入庫率向上、保険加入率等につながりユーザーとの関係性が強くなっている。

■充実した社員教育で顧客サービスを向上
 同社の従業員は両店舗合計で130人(正社員90人・パート40人)、ほぼ全ての正社員を新卒で採用、平均年齢26才の若いスタッフが活躍している。社員教育に特に力を入れており、吉田社長自らが講師として研修を行う「社長塾」、チームビルディングを目的とした「感動塾」、1年目の新卒社員が対象となる「芽生え塾」は、入社5年目のスタッフが講師となる。各研修はそれぞれ毎月行われる他、定期的にロープレ大会など実施される。このような取り組みは、「幸せなスタッフが与えるサービスは、お客様をも幸せにする」という吉田社長の考えのもと行われ、スタッフの成長スピードと意識改革の結果、顧客サービスの向上につながっている。

【会社情報】
会社名:ファミリーカーショップ
代表者:吉田正社長
住所:岐阜県可児市瀬田430―1
電話:0574‐62‐6444
URL:http://www.familycar.jp/