【トップインタビュー】トヨタユーゼック 島田俊秀社長に聞く - グーネット自動車流通

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【トップインタビュー】トヨタユーゼック 島田俊秀社長に聞く

ひと 2017年08月04日
築き上げてきた「信頼」を大切に、将来を見据えて今何をすべきか考えながら行動
会社名:トヨタユーゼック
トヨタユーゼック 島田俊秀社長

トヨタユーゼック 島田俊秀社長

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トヨタユーゼックが主催するトヨタオートオークション(以下、TAA)は1967年にスタートし、今年の6月に節目となる50周年を迎えた。近年では横浜会場・近畿会場を中心に全国10会場で高成約率を記録しており、売り買いの場として会員の高い支持を得ている。この節目となる50周年を迎えたTAAについて島田俊秀社長に現状と今後の取組み、展望について話を聞いた。(齊藤寛英)

■会員様と歩みを共にし、信頼をいただいた50年
 一昨年は累計出品1000万台、今年はオークションスタートから50年を迎えることができた。言葉で50年と口にするのは簡単だが、この50年は会員の皆様と歩みを共にし、信頼をいただいている表れと感じている。この「信頼」を基に50年間、ビジネスを進めることができている。この積み重ねてきた「信頼」をこれから先も大切にしていく。

■成約台数を意識した運営
 オークションは成約台数が大切。会場を見る上で出品台数、成約率に目が行きがちだが、かねてより成約台数が大切だと考えている。商売の場として、取引された結果である成約台数を意識した会場運営を行っていきたい。

■同じ方向性に基づき全国で同質のサービスを
 強みを作っていく上で人材教育に力を入れている。検査員の教育施設設置や集合研修を実施しており、今後さらに推進していく。新入社員への研修では、トヨタユーゼックとしてのサービスのレベルや考え方がぶれないよう、集合研修やOJT研修を取り入れている。OJT研修は、専属の先生として3人の社員が行う。研修期間中の2ヶ月に1度は配属先に戻り、配属先の実務と研修がリンクしていることで実務のリアル感を持てるようにしている。

■総合的な役割を果たす
 トヨタユーゼックはオークションや小売、検査講習会等も行う総合的な中古車の会社。各事業で様々な役割が求められている。まだ手がつけられていない部分もあるが、進めていかないといけない。他に先駆けて取組む必要もあれば、成功事例を発信していくことも大切。またCAAとの関係については、それぞれの特長を活かすことが大切と考えている。ただ、バックヤードとなるシステムでは効率化も図れ、シナジー効果を発揮できている。効率化を図れる部分はどんどん進めていきたい。

■将来を見据えて今何をすべきか考えながら行動
 カーシェアリングをはじめ、新しい車の利用方法、サービスが登場している。また、個人間売買も促進されつつある。車の所有形態が崩れると個人間売買が拡がる可能性もあれば、新しい業態の参入も考えられる。厳しい環境にあるが、その中でTAAは将来を見据えて今何をすべきか考えながら行動していく。新しいことにも目を向けつつ、検査の信頼度をはじめ、品質を高めると共に引き続き人材教育、オークションや小売等、U-Carの総合的な役割を果たしていく。


■プロフィール
島田俊秀(しまだとしひで)
1958年4月25日生、59才、神奈川県出身、大阪大学卒、トヨタ自動車入社
趣味は音楽鑑賞、ゴルフ、絵画、歴史、民芸品収集
座右の銘は「考えながら走る」


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【対象評価点】

4、4.5点

【抽出価格条件】

直近価格が500千円以上

【抽出台数条件】

毎月50台以上の流通が過去6ヶ月連続していること