全国一斉に‘１７初荷ＡＡを開催/ホンダＡＡ九州

全国一斉に‘１７初荷ＡＡを開催

オークション 2017年01月11日

印刷

伊藤社長が九州会場で挨拶、会員に謝辞

会社名：ホンダＡＡ九州

九州会場で挨拶するホンダユーテック・伊藤社長

拡大

　ホンダＡＡ九州（福岡県筑後市・伊藤哲也社長）は１月９日、「‘１７初荷オートオークション（ＡＡ）」を開催した。当日はホンダＡＡの全国６会場が同時開催する中、３番目に高い成約率９３．５％を記録するなど、活発なセリを展開した。九州会場では前年同期開催を上回る出品台数を集め、幸先の良い初荷ＡＡとなった。

　今回の初荷ＡＡでは伊藤社長が九州会場に駆け付け、新年の挨拶に立ち「おかげ様で昨年末ホンダＡＡは累計出品台数２２０万台を達成することが出来ました。昨年は業界全体がほぼ前年並みで推移する中、１００．７％と出品台数を伸ばしたほか、成約率は業界平均の６２．６％を大きく上回る９２．５％の高水準を記録し、業界トップクラスの成約率を維持しております。引き続き、金曜日の掲載台数増、ゴールドコーナー強化、画像枚数増のほか、自社検査員の養成などにも注力し、会員満足度を高めてまいります」と会員への謝辞とともに、新年の抱負を話した。

　全国ホンダＡＡでは２０１６年１～１２月、出品台数１９万２８１台を集荷し、目標とする２０万台水準にあと一歩に迫る。

　伊藤社長は自動車流通新聞の取材に対し、同社がホンダカーズ（ＨＣ）店向けに展開するコンサル営業の成果を強調する。「九州会場では昨夏からタブレット端末を活用したコンサル営業を先行させたこともあり、２０１６年は全国会場でも屈指の伸び率を示している。ＨＣ店の中古車事業強化のため、下取り率向上を目指した取り組みで、データの収集・分析による質の高い支援を通じたコンサル活動を展開、ＨＣ店の直販率が上がっても取扱い台数の増加によるＡＡ出品増を見込んでいる」とする。
　九州会場で先行展開したノウハウをもとに、今期中にも全国各会場に展開するという。２０１７年は「前年並みの市場環境」（伊藤社長）とする中、年間出品台数２０万台規模を念頭に置いた、質の高い活動を全国ＨＣ店向けに展開する。

　一方で「自社内に検査員資格保有者を養成、各会場の下見サービス、クレーム対応などで会員満足を高めたい」（伊藤社長）とする中、年度内には東京会場で先行展開し、将来的には全国会場に１～２人ずつの有資格者を配置する方針。従来通り、外部検査員による出品車検査を行う一方で、下見サービスやクレーム対応などの流動的な業務において、自社検査員資格者が活躍することになる。

　落札会員向けにはＨ＠Ｌｉｖｅの機能を強化し、スマートフォン、タブレット端末などからの応札環境を整える方針。来期中には「予約入札」機能をリリースしたい考え。ＨＣ店からの良質車出品と合わせて、会員の利便性や快適性の高いＡＡ会場作りを推進、年間出品台数２０万台以上の安定確保を目指す。

ホンダAA九州関連記事を読む

前の記事次の記事

[PR]トレンドウォッチ

ピックアップニュース

写真ニュース


	寄付金寄贈式を開いた	25周年オリジナルマグカップを…	取引１台賞で銀座に志かわの「…	セリ前にあいさつを述べる加藤…		ダイナマイトコールを上げる杉…	2024年3月度　国産車小売成約台…	北口社長が感謝の言葉を述べた	奈良県交通安全協会と協力し交…