「Gulliver Quality Car Service Center」
拡大
ＩＤＯＭ(旧社名：ガリバーインターナショナル：東京都千代田区・羽鳥由宇介社長)が運営している「ガリバーニュージーランド」が、新たな取り組みを開始した。
２０１４年１１月１日にニュージーランド・オークランド市内に、第１号店としてオープンした『ガリバーニューマーケット店』は、地域顧客に支持され、２周年を迎えた。今年３月１０日には、ニュージーランド最大級の展示場を誇る『ガリバーノースショア店』もオープンし、毎月約６００名の顧客が利用している。
日本で使用しているＩＤＯＭ独自の画像販売システム「ドルフィネット」をニュージーランドにも設置し、日本で買取をした良質なクルマを、直接ニュージーランドの顧客に届けている。納車まで約２～３ヶ月を要しても利用されるのは、日本の中古車が高品質で安全とされていることに加え、修復歴車を販売していないことや手厚い保証サービスなど、今までにないサービスを提供することで、より安心や信頼が評価されている結果だろう。
ニュージーランドではまだ「クルマは壊れるまで乗るもの」、「壊れてから直す」という考え方が一般的であり、購入店でクルマのメンテナンスを受ける習慣がない。一方、ニュージーランドのクルマ市場では、新車の約７０％、中古車の約８５％が日本車が占めており、日本車の人気の高さが伺える。これにより、さらによりよい顧客満足とサービスを提供するために、新たな３つの取り組みを始めた。
■新たな３つの取り組み
①Gulliver Quality Car Service Centerのオープン
②輸入車検センターOscar(One Stop Compliance and Repair)の運営開始
③Buy Back ギャランティーサービスの開始
①Gulliver Quality Car Service Centerのオープン
安全で安心、快適で楽しいDriving Lifeを送れるように、日本での購入からアフターまでのノウハウを提供し、壊れる前に不具合箇所を発見し問題を解決できる「点検整備」、「WOF（車検）」、「修理」、「板金」のサービスをする３つ目の拠点「Gulliver Quality Car Service Center」を立ち上げた。
②Gulliver Newzealand輸入車検センターOscar(One Stop Compliance and Repair)の運営開始
１０月１２日より、日本から直接クルマを購入する際も安心な「Gulliver Newzealand輸入車検センター」の運営を開始した。これまでは、顧客のもとへ届くまで、ＩＤＯＭが運営する自社整備工場で点検・整備を行い、ニュージーランドへ運ばれた後、他社の輸入車検センターでニュージーランドに合わせた点検・整備を行い、納車する流れだった。このたび、ＮＺＴＡ（陸運局に相当）の認可を得て、最も顧客に支持されている第三者検査機関である「The New Zealand Automobile Association Inc.」（通称「ＡＡ」）のサポートを受け、安心安全なクルマを届けることができるようになった。これにより、顧客に合わせたスケジュールコントロールができるようになり、配送機関の短縮や道路事情に合わせた点検修理が可能となる。
③Buy Backギャランティー（買取保証）サービスの開始
ニュージーランドは世界各国から人が集まる国際性あふれる国。２０１６年７月末までの過去１２ヶ月の短期訪問者数は約３３４万人で、中国からの訪問者数は前年対比で２７．９％増加、日本も１２．８％の増加となっている。短期利用の顧客でも安心して購入や売却ができるように、９月１日より、買取保証サービスをスタートさせた。同社が日本で買取し、点検整備し納車したクルマに限り、高価買取保証をするというサービスである。その時の生活にあったクルマに買い替えができるサービスとして、好評をいただいている。
同社は今後、オークランドを中心に、３つの拠点運営体制を固め、ウェリントン、クライストチャーチなどの主要都市に出店し、地域に根ざした事業運営をしていくとしている。
西暦元号早見表
2024年04月24日
日本中古車輸出業協同組合（JUMVEA）
RSS
