【繁盛店レポート】東和モータース販売 根づいた… - グーネット自動車流通

2024年3月29日 [金曜日] 先負 |  西暦元号早見表 西暦元号早見表  |  サイトマップ サイトマップ

成功事例集

【繁盛店レポート】東和モータース販売 根づいた現場主義でニーズに応える

2016-06-21


  

  • 広報部 佐藤部長
    広報部 佐藤部長
  • 東京本店
    東京本店
  • 歴史のある会社案内
    歴史のある会社案内
  • 札幌スポット
    札幌スポット

 顧客のニーズを汲みながら時代の変化に対応し創業81年を迎える東和モータース販売。現在はキャンピングカーと福祉車両の製造販売を中心に東日本に8店舗を展開する同社。変化に対応し続けるその同社の特長と強みを、広報部長を務める佐藤久幸氏に話を聞いた。(聞き手:齊藤寛英、新昌士)

【時代のニーズに対応し変化】
 現在はキャンピングカーと福祉車両の取扱いが中心だが、始まりは整備工場。その後、中古車販売、買取、スーパーカー部門や4WDなどそれぞれブームになる前に専門に扱い、時代のニーズを先取りしてきた。それも先代を含め経営者がアンテナを高く張っていたから。お客様のちょっとした言葉や問い合わせなど、お客様の声に耳を傾けることを今も変わらずやっている。

【強みは「先見の明」と「お客様の声を形に」】
 店舗の強みは81年の社歴と併せてノウハウを積んできたこと。現在もドイツ、アメリカなど輸入キャンピングカーを取り扱っているが、以前に輸入車を扱ってきた強いパイプがあり関係ができている。それに加えて輸入車を日本仕様に改良もしている。
 販売の2割から3割が福祉車両だが取扱は増化傾向。キャンピングカーも独自のノウハウが必要。メンテナンス、アフターフォローが必要。近年はキャンピングカーの人気も高まり、扱う中古車販売店も増えているが、架装の維持やメンテナンスが必要であり、簡単ではない。当社は長年取扱っており、蓄積してきたノウハウが役立っている。
 今はキャンピングカーと福祉車両がメイン。今の経営理念である「家族、夢、旅、自然を大切に」が生まれたのは10年前ほどから。扱う商品が変わっていく中でキャンピングカーを売っていくテーマが必要。年間の販売台数は新車と中古車を合わせ約300台。キャンピングカーはもともと多く売れる車ではないが、そこにオリジナルブランドの新車キャンピングカーの開発、デザインや装備品を意識しながら付加価値を提供し、お客様に満足いただいている。

【現場の声が通る風通しの良い社風】
 新しい商品やサービスは、現場の声を聞きながら社長を中心に考えている。会議も月一回行っているが、参加者みんなが意見を発し積極的に話し合う。現場発生の声はユーザーの声を反映している。お客様のニーズは様々だが「常に新しいものを」という意識は持っている。例えば車内でより快適に過ごしたいという声に対し、家庭用エアコンを取り入れた車も開発した。
 お客様の声聞きは自然にできている。加えて稲葉社長と営業の距離が近い。稲葉社長は各店舗を廻っており、その中で営業に意見を聞き交流している。近い立場で話もできるから営業も何でも伝える。昔からだが、スタッフは社長に萎縮しないで話ができている。稲葉社長は3代目だが社長それぞれ人柄は違えど根本的な考えは同じ。社員は働きやすい。

【会社情報】
社名:株式会社東和モータース販売
代表者:稲葉弘幸社長
本社住所:東京都杉並区上高井戸1—21—18
設立:1970年9月(開業1935年)
店舗所在地:8店舗(東京2店舗、埼玉3店舗、神奈川1店舗、千葉1店舗、北海道1店舗)