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成功事例集

【繁盛店レポート】 サクセスオート湘南(神奈川県鎌倉市)

2016-03-02


  

  • 丹野快一社長
    丹野快一社長
  • 店舗外観
    店舗外観
  • 店内に掲げている企業理念
    店内に掲げている企業理念
  • 「飽きさせない」展示場内ボード
    「飽きさせない」展示場内ボード

 昭和62年に鎌倉に創業し、今年30周年の節目の年を迎えるサクセスオート湘南。地域密着の商売を続けていく中で「循環型クルマ社会の構築」を理念に掲げ取り組む丹野快一社長に話を聞いた。(聞き手:齊藤寛英)

—お客様を飽きさせない
 会社を継ぐ前、他社で自動車販売をしていた際に関東、関西、中四国に赴任していた。その時、関西の商売は面白いと感じた。特に、近江商人の考え方である「三方よし」には影響を受けた。「三方よし」には地域・社員・家族・生活をも含んでいる。また「商い」には商売の意味と「お客様を飽きさせない」という意味がある。お客様が常に新鮮な気持ちを持ってもらえるように意識している。
 月初にはスタッフとブレインストーミングを行い、新しいサービスやイベントのアイデア出しもやっている。車のスペックをわかりやすくした価格表の作成や餅つきなどもその一例。

—お客様のニーズに応える
 元々は国産中古車を中心に扱っていたが、車検で入庫する車やお客様の購入要望に輸入車があった。土地柄、また道路が狭いエリアであるためコンパクト輸入車のニーズはより高まっている。今後の取り組みとしても30年間、この地で販売・整備・板金をやってきた。拡げるよりも地域の人が潤ってくれることが大事。

—つながりを重視
 地域密着で取り組んでおり、広告を見て来るお客様より、今付き合いのあるお客様からのつながり、紹介が圧倒的に多い。もちろん車検・点検の案内は必ず行っており、お客様とコンタクトを取れる機会は大切にしている。その取り組みの一つとしてバースデーカードも送っている。カードは「もらって喜んでもらえるもの」をと思い、オリジナルで制作している。

—循環型クルマ社会の構築を目指して
 経営者同士の交流会に参加する中で惹かれるものがあった。現在、NPO法人横浜スタンダード推進協議会に参加。同会は、横浜型地域貢献企業認定制度をサポートしており、行政が抱える問題を企業がどう解決できるか話し合う場を設けている。大企業は世界で対等に渡り合っていくために「グローバルスタンダード」の構築、適応が求められているが、同会では横浜で活動する中小企業を対象に「横浜スタンダード」を創っていこうとしている。その中で自動車販売業として地域とのつながりをより高めたいと感じ、社会に対してお客様に対して何ができるかを考え企業理念を創った。

—「自動車ソムリエ」として
 異業種交流会の中で、自動車販売業にどうすれば興味を持ってもらい、より理解いただけるかを考え「自動車ソムリエ」を名乗った。JU中販連が推進している「販売士」を「中古車ソムリエ」と称しており、自分も「販売士」の資格を持ち、新車と中古車を扱うことから「自動車ソムリエ」と称している。
 「販売士」は業界として良い取り組み。「販売士」の資格制度があることで、資格者はより上を目指そうという意識が高まる。そうなることで業界全体がスキルアップしていく。JU中販連にはもっと「販売士」を広めて欲しい。

会社名:有限会社サクセスオート湘南
代表者:丹野快一社長
住所:神奈川県鎌倉市関谷742
電話:0467−47−5839