【JUトップインタビュー】JU大阪の松永 靖久理事長に聞く - グーネット自動車流通

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【JUトップインタビュー】JU大阪の松永 靖久理事長に聞く

ひと 2015年12月22日
業界の変化に対応し、業界の資質向上に注力
会社名:JU大阪
JU大阪・松永靖久理事長

JU大阪・松永靖久理事長

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 10、11月の2カ月間展開した「JUクレジットオータムキャンペーン」では、12キャンペーン連続の目標達成を成し遂げるなど、求心力が高まるJU大阪。全国最多の会員数をまとめる松永靖久氏は今期、JU中販連(澤田稔会長)の副会長として小売振興委員会を担当するほか、JUテントリ推進プロジェクトの副本部長(本部長は澤田会長)も務め、JU中販連組織の活性化に尽力する。松永氏にJU大阪の組織活性化の秘訣やテントリ事業推進への意気込みなどを聞いた。(室田 一茂)

 ―クレジットキャンペーンも順調に推移する
 「金融委員会やオリエントコーポレーション関係者が協力しながら、地道な会員店訪問を展開するなど、活発な取り組みが成果を上げている。まだまだ伸ばす余地はあり、役員を中心とした組織化が全国一の会員数を誇るJU大阪の求心力を高めた格好だ」

 ―会員数の増加傾向が活発な組織を象徴している
 「自然減は仕方ないことだが、こうした減少分を見越した対策として、『新規開拓』に注力している。入会メリットを訴求するオリジナルパンフレットの作成などにより、会員外の事業者にダイレクトメール(DM)を送付するなど、地道な活動を行っている。こうしたPRの反響も多く、新規入会につながるケースも多く見られ、クレジットキャンペーンの成果を高める一因とも言える」

 ―全国的にテントリ事業への関心が高まっている
 「近年、登録や封印の受託事業で収益を高めてきたものの、こうした事業も先行きが分からない。収益事業として、テントリは組合の財源確保に無くてはならない事業となっている。自分自身もテントリ推進プロジェクト副本部長を務めており、JUの全国1万社のネットワークを活かした収益事業として、徹底的に利用促進に努めたい」

 ―中古車小売り事業を取り巻く環境は厳しい
 「小売りは大変なスピードでインターネットを介した取引に移行しているが、周りを見渡すと『スピード感』と『危機感』が欠如しているのも事実だ。テントリは業界の生き残りのためにも不可欠な事業となる。こうした事業活動を通じて会員・組合員の経営をサポートできる体制を整えたい」
 「適正販売店制度などを活かしながら、業界の資質向上を図っていきたい。これまで通りの『クルマ屋』では成り立たない時代が到来している。小売り振興ワーキングでは『中身の濃い』会議が展開されている。業界は変化しており、「中古自動車販売」だけでなく、新車販売や整備、買い取り、レンタカー、保険など事業領域は多岐にわたる。業界団体名自体も改称しても良いくらいの構造変化が見られる」


≪プロフィール≫
松永靖久氏(まつなが・やすひさ)1942年(昭和17年)生まれ。
関西自販代表取締役。大阪トヨタ(現大阪トヨペット)出身。
76年JU大阪理事。94年副会長・副理事長。2000年会長・理事長。
11年JU近畿会長、中商連副理事長。13年中販連副会長。

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