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KCAA山口(山口市・大峰高社長)は11月20日、「KCAA山口創立16周年大記念オートオークション(AA)」を開催した。タマ不足の厳しい市場環境の中、出品台数は前年同期開催実績を100台近く上回る1620台を記録、成約率も67.2%の高率となった。
セリ開始前のセレモニーで大峰社長は「1999年のスタートから早16年を迎えることが出来ました。会員や地元ディーラーの皆様をはじめ、各方面の方々に支えられながら、運営することが出来ました。年末年始にかけ、小売り市場のタマ不足が予測される中、1台でも多くの良質車を仕入れていただき、年末商戦に生かしてください」と挨拶の言葉を述べた。大峰社長の挨拶に続いて、同社の豊丸美行常務も会員への謝辞を述べた。
同会場では、この1年間で出品台数が3万858台(前年比6%増)、成約台数が1万4780台(同7%増)とし、成約率も前年実績を0.5ポイント上回る47.9%に引き上げた。出品、成約の両面で実績を伸ばし、活発なAA運営を表している。
当日は、460台のディーラー出品車が集まるなど、地元源泉の小売り向け良質車出品が強い応札を引き出した。当日は1000台を上回る約7割の新規出品車が集まり、ヤードを埋めた。また、人気のディーラーコーナーでは先頭に「0円売切り」車が並んでセリに勢いをつけ、高成約率のAAをけん引した。
同会場では、毎月コンスタントに新規入会があるという。充実した自社ネットや地域密着のAA運営により、会場ファンが拡大している。
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