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今期は折からのタマ不足の影響により、オートオークション(AA)出品台数は概ね前年実績を下回る推移となっている。こうした中、堅調な推移を見せるAAの1つがUSS九州(佐賀県鳥栖市・安藤之弘社長)だ。同会場では会場長を務める三島敏雄専務のもと、社員が一丸となり、お客様満足を高める。その事務局でキーマンとなるのが安澤恵二副部長だ。
「規模の大きい会場として認知され、エリア内でメイン会場と位置付けていただけているのは大きい。不景気な時ほど、グローブネットやCISといった強固なネットワークを通じて、多くのバイヤーが参加してくれるメリットも大きい」(安澤副部長)と現状分析する。
こうした中で、タマ不足が深刻化し始めた夏場には効果的なキャンペーンも展開、高い成約率も相まって活発なセリに弾みをつける。「時期やタイミングを計りながら、効果的な施策展開が奏功した。買取店の出品も堅調で、出品コーナーの選択肢のきめ細かさも1台1台丁寧に売買していただくためのニーズに合致したのでは」(同)とする。
今後の運営方針についても「スケールの大きい会場でありながら、1開催あたり取引台数1〜2台の会員が70%を占め、AAを支えてくれている。会員の意向を汲みながら、堅調な出品と高い成約率を維持していきたい」(同)とする。
事務局運営においては「役員も事務局サイドの意向に耳を傾けてくれ、自分たちの意志も反映されやすく、やり甲斐がある。これからもトップダウンではなく、皆を尊重し合いながら、日々の業務を1つ1つ積み重ね、『お客様満足』を高めたい」(同)とする。
堅調な実績を支える理由は、役員と社員が一丸となって会員満足を突き詰める姿勢と、互いに意見を尊重し合う社内風土によるものなのかもしれない。
<プロフィール>
安澤 恵二(やすざわ・けいじ)氏。1961年(昭和36年)7月福岡県北九州市生まれ、54歳。
トヨタディーラーのメカニック出身で、大手販売店・小嶋商会での勤務を経て、94年(平成6年)にUSS九州会場(ゴールド会場)へ。
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