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インターネットは、もはや生活から切り離せ無いものとなっている。携帯電話はもちろん、日々の情報集からショッピング、メールなどの情報伝達、テレビやカメラなどの電化製品にもインターネット接続が可能となり生活の中の至る所でインターネットは利用されている。
インターネットが普及し、時間の使い方や、SNSなどの世界に向けて自ら情報発信を発信できるなど10数年前と比べても生活は大きく変わってきている。中でも情報取集においては、無料で手軽に欲しいものだけを探すことができ、その便利さを感じているというより、半ば当たり前となっている人が今ではほとんどだと思う。
今までは地図や雑誌など情報を得るために対価を支払って得てきたものが、今では無料が当たり前となっており、便利になる一方でビジネスとしては厳しい環境と競争に晒されている。当然企業消費者に選んでもらうべく、商品に差別化を図るために、知恵を出し合いしのぎを削っている。
ただ、その差別化も裏付けが求められている。全く同じ商品、サービスであれば一円でも安い方がいい。しかし、今はその商品・サービスに価値が強く求められている。価格だけの競争であれば限界もあり競争相手からも追随され、ビジネスモデルも早晩に陳腐化する。
そこで目を向けるのは価値の構築である。価値は消費者にとってそれだけの値打ちがあるものと理解してもらうこと。この会社なら、商品なら、サービスならをという独自の「らしさ」を理解してもらうことが求められていると感じる。ネットが当たり前となっているこの時代は価値に裏付けがないとこの時代は見抜かれる。見抜かれなくとも評価に晒され、消費者には伝わっていく。その状況の中で価値=らしさを作っていくには、どうありたいか、どうしたいかということが「らしさ」作りに繋がる。
時代の進みは早い。色んなものが進歩し便利になる一方で不便も出てくる。その中で「らしさ」を作ることが、選ばれることに繋がると思う。
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