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USS九州(佐賀県鳥栖市・安藤之弘社長)は4月11日、同会場ゴールド会場での1000回目のオートオークション(AA)開催を記念した「1000回記念AA」を出品台数5573台を集めて盛大に開催した。同会場では、年度末開催となった3月28日に6011台を集荷するなど、九州地区ナンバー1のAA会場として、底堅い出品台数を持続する。今期に入り、流通台数がやや減少し始める中での記念開催だったが、大きな存在感を示した。成約率も60%に迫る58.6%を確保し、「売り」「買い」のバランスの良さが際立つ。
セリ開始前にはセレモニーを開催。会場長を努める三島敏雄専務が挨拶に立ち、「今回のAAで1000回を数えることが出来ましたのは会員の皆様のおかげです。平成2年1月10日にUSS九州がオープンし、平成6年11月にゴールド会場がグランドオープンいたしました。このゴールド会場での第1回開催から数えて、今回1000回に到達いたしました。この間、20年と5カ月をかけて1000回開催し、トータルでの出品台数は355万4840台に上りましたことを会員の皆様に深く感謝いたします。1000回はわれわれUSS九州にとっては通過点です。これからも会員の皆様と一緒に繁栄していきたいとかんがえております」と謝辞を述べた。
当日は1000回記念企画として、出品と落札の合計台数による「取引賞」(2、5、10、20、30台)、鹿児島サイト出品賞(2、5、10台)を展開したほか、ガラポン抽選会を実施した。
九州地区のUSSは、スケールメリットの高い同会場と、「ヤナセコーナー」や「長崎サイト」、「オールディーラー協賛記念」など良質車出品で定評がある福岡会場(福岡県筑紫野市)の両輪で、会員ニーズにあった小売りダマを多数集め、会員満足度を高めている。
10日には、福岡市内の会場で1000回記念AAの前夜祭を開催した。前夜祭の挨拶で三島専務は「良い商いの出来る場としてUSS九州を今後もご愛顧ください」と謝辞を述べた。
また、同社の田村文彦相談役が乾杯の挨拶に立ち、「1000回と簡単に言っても20年と5カ月かけて達成したもの。ただ、これもまだまだ通過点であり、若いメンバーが中心となり、今後も持続していきます」と話した。
同会場は5月2日、会員利便を考えて臨時開催に踏み切る。全コーナーの出品料を無料(流札時)とする特別施策を展開する。
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