４月１日付けで組織変更、若手の上昇志向高める/ベイオーク

４月１日付けで組織変更、若手の上昇志向高める

オークション 2015年04月01日

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総務室を新設するとともに、２人の副会場長が誕生

会社名：ベイオーク

副会場長に就任した秦健二さん（写真左）と樋口晴久さん（写真右）

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　ベイオーク（大阪市住之江区・塩原淳平社長）は４月１日付けで、組織変更を実施した。総務室を新設し同社の総務部門とマーケティング部門を幅広く管掌する総合部門としたほか、営業と業務の両室から副会場長２人を選任し、オートオークション（ＡＡ）運営を副会場長２氏が統括する体制とした。将来的には会場長を選任する予定。このほか、各部署内に複数の「リーダー」を選任し、若手メンバーの上昇志向を高めるなど、風通しが良く、役割を明確化した組織体制の構築を目指す。

　新設の総務室は、総務系業務（総務、経理、人事、法務管理など）と秘書業務、マーケティング業務などを包括的に管掌する。旧マーケティング部門に属した「ＩＴ」「新規開発」の両部門は社長直轄のチームとして分離独立させた。総務室長には旧マーケティング部門マネージャーの三桝暎子氏が就任した。ＡＡ運営に関わる部門とその他部門の２系統に集約することで、それぞれの役割を明確化している。

　ＡＡ運営部門には、会場長こそ不在だが、営業室を担当する秦健二副会場長と業務室（車両・業務）を担当する樋口晴久副会場長の２氏が両部門間を横断的に見る立場で、会員本位のＡＡ運営を推進する。「営業」と「業務」の垣根を取り除き、風通しの良い組織を目指すことで若手スタッフの成長を促す。

　営業室では、２課制を採用した。部門内に３人の新任リーダーが誕生した。また、業務室でも検査部門で３人の新任リーダーが誕生した。同時に各室のリーダー職からの係長昇任などで、組織のボトムアップが図られた。

　秦副会場長は「会社が標榜する『お客様第一主義』の理念のもとで、自身は営業の立場からお客様に喜んでいただける会場を目指したい。社員１人１人が次なるステップを見据えた仕事を行うことで、皆が上を向き、組織のボトムアップにもつながる」と話す。

　樋口副会場長も「若い世代もどんどん成長してきており、『お客様第一主義』の中で、信頼される検査と『日本一の書類課』を若手メンバーと一緒に作り上げたい。昇格した各リーダーにおいても、これを『スタート』として考え、さらなるステップアップを図って欲しい」と想いを話す。
　
　両副会場長をはじめ、各部門長やリーダーたちが常に新しいステージを目指してモチベーションを高め、切磋琢磨できる組織体制となった。

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