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ユー・エス・エス(愛知県東海市・安藤之弘社長)は8月4日、平成27年3月期第1四半期の決算短信を発表した。連結業績は、売上高162億8200万円(前年同期比0.7%減)、営業利益80億5000万円(前年同期比1.0%増)、経常利益81億9200万円(前年同期比1.2%増)、四半期純利益52億4300万円(前年同期比5.9%増)となった。
主力のオートオークション事業では、出品数58万4000台(前年同期比4.7%増)、成約数36万5000台(前年同期比1.1%減)、成約率62.6%(前年同期実績66.3%)となった。成約率が下落したことによりオークション手数料収入は微減となったが、商品売上高の増加により同事業の売上高は増加した。営業費用は、商品売上原価が増加したが、キャンペーン内容の見直しなどにより販売促進費、広告宣伝費などが減少した。この結果、同事業の売上高121億2800万円(前年同期比0.8%増)、営業利益76億5700万円(前年同期比0.3%増)となった。
中古自動車等買取販売事業は、消費税増税前の駆け込み需要の反動により、買取台数が減少したことなどから減収減益となったが、廃自動車等のリサイクル事業、廃ゴムリサイクル事業、中古自動車輸出手続代行サービス事業においては、それぞれ増収増益となった。この結果、オートオークション事業を除くその他事業合計では、売上高17億6700万円(前年同期比17.0%増)、営業利益2億5800万円(前年同期比141.5%増)となった。
平成27年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比0.4%増の682億円、営業利益が同1.0%増の330億円、経常利益が同0.7%増の335億円、純利益が同6.7%増の213億円を見込んでいる。
同社は、中古自動車のオークション運営事業で全国17会場を展開しており、会員数は約4万5000社、市場シェアは32.3%でトップを誇る。直近10年間の平均営業利益率は40.5%と高水準、自己資本比率は83.9%と高い安全性を維持している。なお、営業利益、経常利益は3期連続、四半期純利益は、4期連続で過去最高益を更新した。
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