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ユー・エス・エス(本社:愛知県東海市)は11月12日に平成26年3月期第2四半期までの連結業績(平成25年4月1日~平成25年9月30日)を発表した。
グループ連結の
売上高は323億7900万円(前年同期比4・6%増)
営業利益151億4400万円(同7・8%増)
経常利益154億2000万円(同8・2%増)
四半期純利益92億9800万円(同6・2%増)。
●主力のAA事業の出品台数は、前年同期がエコカー補助金制度の対象期間であったこともあり108万1000台(前年同期比3・4%減)と減少したが、成約台数は72万5000台(前年同期比6・9%増)と増加し、成約率は67.1%(前年同期実績60・6%)と大幅に実績を伸ばした。
オークション手数料については、成約率が上昇したことに加え、一部の会場において、割戻し制度を見直したことや、衛星TVによる落札手数料改定の効果などにより手数料単価が上昇したことから増加。
営業費用は、販売促進費が減少したのに対し、名古屋会場建物の新築移転に伴い、租税公課、消耗品費および減価償却費などが増加した。
AA事業は、外部顧客に対する売上高235億5800万円(前年同期比4・3%増)、営業利益144億6300万円(前年同期比4・8%増)となった。
さらに岡山会場の移転オープンを8月連休明けに決定したことも発表された。
●中古自動車買取専門店「ラビット」は、買取販売台数が減少したものの、AA相場が高値で推移したことなどから台当たり粗利益が増加し、減収増益。事故現状車買取販売事業は、AA相場が高値で推移したことなどから台当たり粗利益が増加し増収増益となった。
この結果、中古自動車等買取販売事業は、外部顧客に対する売上高57億円(前年同期比2・2%増)、営業利益3億8000万円(前年同期比93・2%増)と大幅な増益となった。
●その他の事業として廃自動車等のリサイクル事業は、廃自動車等の取扱量が増加したことや新たな再資源化技術の開発により新規取引先が増加し、鉄スクラップ市況も改善したことから増収増益。
廃ゴムのリサイクル事業は、主力製品であるカラー着色の弾性舗装用ゴム製品の受注が減少したことに加え、水道光熱費および修繕費などが増加したことから減収減益。
中古自動車の輸出手続代行サービス事業は、取扱台数の増加により増収増益。
この結果、その他事業は、外部顧客に対する売上高31億2000万円(前年同期比12・1%増)、営業利益2億3200万円(前年同期実績営業損失300万円)となった。
また、今回は通期業績予想も前回公表時から上乗せされ、さらに配当も15 円95 銭から16 円95 銭へと引き上げることも発表された。なお同社は今年10 月1日付で1株を10 株に分割する株式分割も行った。
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