ＮＡＡ福岡／　田中満代表取締役専務（62歳）が退任、顧問へ

オークション 2012年03月29日

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ＮＡＡ福岡　田中満代表取締役専務

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‐田中満氏退任挨拶-

　平成12年から「ＮＡＡ福岡」の専務を務めさせていただきましたが、このたび３月末をもって退任し顧問に就任することになりました。12年間という長いようで短い期間ではありましたが、その間にいろいろな変化や改善を図ってきました。　

　強く印象に残っているのは、ＮＡＡ福岡とＮＦＡＡの統合、よかもん車コーナー（現在は高年式車に限定）など独自コーナーの開設です。この「よかもん車」は、会員の為に役に立ちたいという一心から生まれたアイデアです。また、リーマンショック直後の出品台数が落ち込んだ時期には、どうせ早く終わるならと昼食時にセリを中断、車路でバーベキュー大会を企画実施しました。さらに不況感を払拭したいと考え、地元に在る天照皇大神宮（通称・伊野皇大神宮）から豊丹生宮司を招き、セリ前に会場内で厄払い祈願祭を行いました。

　最大の挑戦（決断）は、月３回開催から毎週開催への変更、映像化の導入とＮａ＠ｂｉｄやオークネット・アイオークの接続などに取り組み、全国相場が入る会場となり、職責を果たすことができたと思っています。これも会員皆様方の温かいご支援とご協力の賜物であり、心から感謝申し上げます。

日産系ディーラーが運営主催するＮＡＡ福岡は、設立以来、常に『会員第一主義』を貫いてきました。オークション以外ではゴルフ会などを開催、会員皆様との親睦を深め、親しくお付き合い頂き公私共に大変お世話になりました。

　他会場との差別化は、出品車を全車ディーラー（九州・山口の日産販社及び他社販社）に限定、日産車を中心に下取り車やオークション初出品車が多いことが当会場の強みです。昨年8月より応札力の向上を目的に、日産ユーズドカーセンターが運営するNa＠bid（ナビット）に接続、外部落札（ライブ応札・指値入札の他、Na＠速決応札）とオークネット、アイオークとも接続をスタートしましたが、私はこの外部ネット接続を自分自身の節目とし、退任を決意しました。今後は顧問としてＡＡの運営に携わって参ります。これまでと立場は変わりますが、微力ながら少しでも会員皆様と会社のために力になれればと思っています。

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