左から荒井社長、荒井会長、東馬取締役オークションカンパニー長
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アライオークション4輪ベイサイド(川崎市川崎区、荒井亮三社長 以下、アライA)は1月10日、「初セリA」を開催した。
当日のセリは出品1736台を集荷。新規出品車比率78.9%を受け成約は1439台、成約率82.9%、平均成約単価56万9000円の好結果を収めた。また、同接開催のアライA4輪仙台も出品333台のうち新規出品車比率は83.7%と新鮮なタマが多数を占める中、成約台数は298台、成約率89.5%、平均成約単価29万1000円の高実績を記録した。
アライA4輪ベイサイドとアライA4輪仙台の開催合計は出品2069台、成約1737台、成約率84.0%の高実績となり、ベイサイド会場と仙台会場で初セリを盛り上げた。
セリ前のセレモニーでは荒井寿一会長、荒井社長が登壇。東馬圭一取締役オークションカンパニー長が新年のあいさつを述べた。
東馬取締役オークションカンパニー長は「ベイサイド会場は乗用車・バイクに加え2021年12月より建機商材、22年5月よりバントラ商材の取扱いをスタートし、一つの会場で全商材の取扱いが可能な全国でも数少ないマルチ会場となった。全商材の取扱い開始から2年が経ったが商材ごとの垣根を越え様々な商材を取り扱う会員様も多くなっている。本日の沖縄映像コーナーは高品質のレンタアップ車を多数出品いただいた。沖縄ヤードコーナーは17年10月の開設以来、着実に台数を伸ばしており、昨年は5000台を超える出品をいただき、映像ヤードの中でも最も出品台数の多い映像コーナーへと成長した」とベイサイド会場の取り組みを紹介した。
また、アライAグループの取り組みついて「昨年はアライAグループバントラ・総合機械において24年5月に苫小牧ヤードをオープンした。フェリーターミナル近くの交通の要衝でもあり、将来的には取扱い商材の拡充に加え、多くのバリエーションで出品台数を増やしていくことを目標としている。苫小牧ヤードのオープンにより、北は北海道から南は沖縄までカバーできる体制が出来上がった。日本全国の車両をアライAグループで集め、会員様のご商売のお役に立てるよう引き続き運営していく」と述べた。
ベイサイド会場と同日開催の仙台会場について「グループ会場の仙台会場は24年10月から開催日を火曜日から金曜日に変更し、ベイサイド会場と同日開催にすることで、相互の会場での参加が容易となり、売りやすく買いやすい環境を整えた。本日の仙台会場の出品台数は333台、新規出品比率は83.7%となっている」と紹介した。
最後に25年の取り組みとして「アライAグループは一部業務にセンター集約による効率化やAI-NETと連携したDX化による更なるサービスの提供拡充、向上に取り組む。既にこの1月よりAI-NETをリニューアルした。昨年中にリリースしたAI-NETモバイルもアプリダウンロード数も伸び、多くの会員の皆様にご利用いただいている。今後も継続してサービス品質の向上に努めていく。お客様に評価され選んでもらえる、競争力のあるオークション会場としてアライAグループは更に成長できるよう挑んでいく」と述べた。