- 24年は過去最高成約率89.9%記録 2025年01月18日 [ TAA横浜 ]
- 24年は単独開催歴代最高出品台数と成約単価トップ記録 2025年01月18日 [ ZIP東京 ]
- 今年度最高成約率記録し初荷を好スタートで飾る 2025年01月17日 [ JU千葉 ]
- 質・量・サービス共に充実したオークションづくり目指す 2025年01月17日 [ アライオークションベイサイド会場 ]
- 5周年記念AAは過去最多2962台を集荷 2025年01月17日 [ TAA兵庫 ]
TAA近畿(大阪府寝屋川市、北口武志社長)は1月7日、「初荷市」を開催した。出品台数3000台を集荷、このうち2388台を成約し、成約率79.6%、成約単価102万5000円という高実績だった。今年度、成約単価が100万円を超えるのは11回目で、新年早々から活発な「売り」「買い」で盛り上がりを見せた。
セリ開始前のセレモニーでは宮崎佳紀会場長があいさつに立ち「新車供給遅れなどもあり、昨年は大変厳しいタマ不足の市場環境が続きました。こうした中で、TAA全体では出品台数が前年比87%の89万台、成約台数が同91%の77万台と減少しましたが、成約率は過去最高の86%に上りました。近畿会場単体でも出品台数が同92%の12万4000台、成約率が同1ポイント増の79%という実績でした。幅広い会員の皆様に活発なお取引をいただいたおかげです。今年は中古車流通台数の回復も期待される中、創立70周年の節目を迎えます。引き続き『公平』『公正』なAAを展開するとともに、DX化による利便性向上などを図り、会員の皆様が使いやすい会場として『安心』『安全』な中古車流通に貢献してまいります」と、感謝の言葉と新年の抱負を述べた。
宮崎会場長は同会場の状況について「バランス良く集荷し、各コーナーとも堅調に推移している。市況が悪い時でも底堅い応札がある」と、同会場の強みを話す。一方で今年の見通しについては「トヨタの新車供給が本格化、2月頃から納車が進むことで、3、4月頃から中古車流通量が増加するのではないか」(宮崎会場長)と、春ごろにかけて流通量が増大することを分析する。
こうした中、存在感を高めているのが「滋賀ヤード」だ。昨年の平均実績は出品台数117台だが、直近の開催では130台を超える開催も増えてきた。成約率は85%程度で安定推移しているが「滋賀ヤードコーナー」の平均成約単価は113万7000円に上り、遠隔ヤードながら、底堅い応札が入る。今年は「まずは平均出品台数130~140台水準へ押し上げたい。近隣会員から『1社1台』を地道に積み上げていきたい。地元業界との関係強化を推進したい」(宮崎会場長)と、更なる盛り上がりに期待感を示す。
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