- 清掃活動を通じて社会貢献 11時00分 [ JU埼玉オートオークション ]
- 中古車市場の変革と業界の未来への展望 2024年12月05日 JU中販連
- 「オークスモビリティ株式会社」に社名変更 2024年12月02日 オークスモビリティ(SOMPOオークス)
- タクシー最大手の第一交通産業グループと車両売却受託契約締結 2024年11月27日 SOⅯPOオークス
- 新プロジェクトで中古車市場活性化、オートバックスが挑む課題解決 2024年11月27日 オートバックスセブン
岐阜県中古自動車販売商工組合(岐阜市日置江、横山隆仁理事長)中濃支部は11月21日、関市立関商工高等学校にて、教育活性化事業を実施した。当日は、機械科2年生59名が参加、自動車産業界における現状と将来展望や自動車メンテナンス基本技術などの講義が行われた。
人口減少、少子高齢化、若者のクルマ離れなど、自動車業界を取り巻く環境は楽観視できないと考える同組合では、教育活性化事業を積極的に展開し、今後の進路選択の参考に役立ててもらいたいとしている。
同事業は今年で10回目となり、毎回受講者に興味を持ってもらうため、趣向を凝らした内容となっている。また、講義に先駆けて寄贈式を実施、今回のプロジェクトでリーダーを務める藤吉真澄氏より整備工具一式が寄贈された。
講師にはJU岐阜より専任スタッフ20名が参加。講義内容は、自動車メンテナンスの基本技術としてタイヤ交換の体験、運行前点検、シートベルトコンビンサーを用いたシートベルトの重要性体験などの他、地元ディーラーの岐阜トヨタ自動車と連携、水素自動車(ミライ)やハイブリッド車(プリウス)、プラグインハイブリッド車(ハリアー)の構造説明などが行われた。
取材の場で横山理事長は「我々JU岐阜が産学連携による関商工さんとの教育活性化事業に平成27年から参加させていただいており、今年で10年を迎えることができました。事業の目的としては昨今の少子高齢化、若者の車離れに加え、経営者の高齢化や後継者不足、人手不足といった自動車業界と取り巻く環境は大変厳しいものがあります。そのような中で、自動車業界における将来展望、自動車の基本メンテナンスの技術体験を通じ、実際に自動車に触れていただくことで自動車の魅力を更に感じていただき、自動車および自動車産業に対する興味関心を深めていただき、今後の学習と進路選択の一つに加えていただければ幸いです。こうした啓蒙活動が今後の自動車産業の発展に繋がることを信じ、これからも続けていければ幸いです」と話した。
企業・団体関連の過去記事を検索する