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日本技能研修機構(JATTO、石川明男理事長)は11月16日、都内の品川プリンスホテルで「第2回全国大会」を開催した。自動車業界の関係者や技術者が一堂に会し、業界の課題と今後の方向性を議論する貴重な機会となった。
大会では、同機構の活動報告や今後の取り組みについてのプレゼンテーションが行われ、セキュリティゲートウェイ等の課題が共有された。特に注目されたのは、クルマ社会の安全性に向けた議論を深める「クルマ社会の安全な未来を考える会」の開催であった。このセッションでは、「OBD車検開始後の電子制御装置整備」について、業界の現状と課題が共有され、今後の協力の可能性について報告、協議がなされた。
大会終了後には、懇親会が開催され、特別ゲストとしてTUBEのドラマーでありレーシングドライバー、自動車評論家でもある松本玲二氏が登場した。松本氏は、「クルマの楽しさと自動車業界の未来」をテーマに、音楽とモータースポーツの経験を交えてトークを繰り広げた。懇親会後半では、会員や協賛会員の紹介が行われ、参加者同士の交流が深められた。
同機構は、今後も日本の自動車整備業界の高度な技術伝承を目的とした技術研修の企画運営立案など、自動車に搭載された先進運転支援システム等の電子機器の適正な調整・校正を行うための電子制御装置整備全般について幅広く技術・情報提供を行い自動車整備業界の技術発展及び安全運転に寄与し、交通事故撲滅を目指していくとしている。
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