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JU佐賀(田中新二理事長)は11月7日、2014年12月から休催していたオートオークション(AA)事業を復活させる。開催タイトルは「JU佐賀青年部担当オールJU全国リレーAA」で、県東部・みやき町の公共施設を利用して手ゼリによるAAを開催する。目標出品台数は300台規模を掲げ、流通委員会(副島努委員長)と青年部会(西村健吾部会長)が一体となり、出品車の集荷から県外を含む来場者の誘致、AA運営などを行い、10年ぶりのAA開催により、組合事業はもちろん、組合員同士の交流の活性化などを図る考え。
AA開催は、みやき町の三根体育館と三根運動場、駐車場などを活用して行う。JU佐賀とみやき町は今年7月、「包括的連携協定」を締結しており、地域振興や地域産業振興などの目的で、町民向けイベントも同日開催する予定。単なるAA開催だけでなく、地域社会への貢献活動にも注力する。
同協定は「災害対応」や「地域振興・地域産業振興」「教育・人材育成」「スポーツによる地域振興」など5項目について、包括的に連携する目的で締結された。
7日のAAは、セリ会場を体育館、出品車ヤードは駐車場と運動場を臨時会場として行う。出品車搬入は5日から、搬出は9日午前中まで。手ゼリのコンダクターは武末恒弘さんらが行う。
田中理事長は「地元に仕入れ会場が必要不可欠。一方で、会員間交流の場としても活用したい。昨年5月頃から検討に入り、同11月にはJU高知AAを視察してノウハウを勉強した。若手にも経験の場を提供するほか、会員同士の結束強化につながるAAにしたい」と、意気込みを話した。
副島流通委員長は「10年前のAA休止後、青年部会メンバーを中心に他県JUとの交流を継続し『人』と『人』との付き合いも深まっている。こうした中で、他県の皆さんに恩返ししたいという思いも強い。青年部会が頑張ってこその組合。佐賀を盛り上げる良いAA開催にしたい」と話した。
田中理事長、副島流通委員長はともに、青年部会長を経験したのちに親会で活躍している。若手の育成やこれによる組織の強化に期待感を示す。
西村青年部会長は「長年、他県に出向いての交流が主流だった。各県にお世話になってばかりだったので、この機会にしっかりとお返しがしたい。JU九州青年部会(中尾隆太代表幹事)の団結力を発揮し『若い力』を親会の皆さんに存分に見てもらいたい」とする。
なお、AA当日はセリ会場や出品車ヤードは関係者限定とするが、敷地内では町民向けのイベントなどを企画している。キッチンカーが来場するほか、日本自動車連盟(JAF)の協力による体験コーナーや地元女子サッカーチーム「みやきなでしこクラブ」支援のためのチャリティ募金活動などを行う予定で、みやき町と一体となって、地元の活性化につなげる。
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