【ＪＵテントリ活用店レポート】マック（三重県津市）/マック

【ＪＵテントリ活用店レポート】マック（三重県津市）

店舗情報 2022年08月25日

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「ＪＵテントリ」の活用で販売チャンス

会社名：マック

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　マック（三重県津市、前川政輝社長）は、１９５７年（昭和３２年）に創業、今年で６５年目を迎える老舗総合販売店である。現在は津市内にカーライフマックの屋号で中古車展示場と整備工場を併設した本社を構える他、同市内に買取り店を２店舗運営している。同社が所在する津市は三重県の県庁所在地であり中勢地域に位置、店舗は県内を南北に走る主要幹線道路の国道２３号線に面しており、周りはディーラー販売店、一般専業店が多数存在する激戦区となっている。同社は新車・中古車販売、整備にくわえ、各種保険、自社保証などユーザーのカーライフをトータルでサポート、現在顧客数は１５００名を超えている。インターネットを使用した車の取引が増加していく中、効果的に「ＪＵテントリ」を活用している同社の前川社長と担当者の真弓優希チーフに成功事例と活用方法を聞いた。（福井伸幸）　

■担当者の熱心な勧めでスタート
　同社が「ＪＵテントリ」をスタートしたのは、サービス開始からほどなくしてのことだった。前川社長は「グーやカーセンサーなどの登録でスタッフの労力を費やしていたので、最初は手間がかかることもあり悩んでいたが、所属するＪＵ三重の担当者の熱心な勧めと導入するだけであればコストが掛からないということもあり踏み切った」と当時を振り返る。　

■全在庫を掲載することで長期在庫のリスク軽減
　同社は「ＪＵテントリ」には基本的に在庫の全車両を登録している。そのため小売で思うように売れなかった車両についても、「ＪＵテントリ」を通じて販売することができるようになり、長期在庫のリスクを軽減することができている。前川社長は「ＪＵテントリに登録することで販売の機会損失を防ぐことができている。積極的に登録を進めるようにスタッフに指導をしている」と話す。

■登録する車両はわかりやすく丁寧に
　写真撮影と登録について担当の真弓チーフは「定点位置でキレイに撮るのはもちろんのこと、グレードごとの特徴や社外品などセールスポイントを多く撮るようにしている。また、マフラーや足回り等のカスタムパーツなどはメーカー名が写るようにしている」と話すとともに「登録については、キズなどは隠すことはせず、あえて細かい箇所まで記載するようにすることで、後々のクレームを防ぐようにしている。また、においや汚れ、ペットの毛などもきちんと登録し、車庫保管など当社しか知り得ない情報も開示する。購入販売店や次に使用するユーザーのために大事な情報を正しく提供することで自社の信用にも関わってくる」としている。
　前川社長は「雑な写真はお店の質に関わってくる。企業イメージを上げるためにも、写真のクオリティには気を遣う必要がある」と考えている。

■業販のデメリットは少なくなりつつある
　インターネットの普及により遠方ユーザーへの販売が増加している。遠方ユーザーは近隣ユーザーと違い、車検や点検、修理による入庫が無いためサービス売上につながらず、また、代替や増車、紹介などもほとんどない。業販による販売も同様で、ユーザーに直接販売をするわけではないため、車両販売による利益以外は望むことができない。従来であれば、利益が少なく避けられてきた業販が遠方ユーザーの販売増加にともない、販売として受け入れられるようになってきている。
また、現状では新車生産の遅れから納車が遅れ、下取り車不足に陥ることで流通市場の台数が激減している。そのためオートオークションを含めた流通相場も高騰しているが、相場高騰前に安く仕入れ、長期在庫になっている車両については、業販であっても十分利益を得ることができている。「業販は在庫リスクの軽減につながっている。そのため心理的に楽になっているとともに、メリットも大きい」（前川社長）としている。

■「ＪＵテントリ」は今後も必要不可欠
　前川社長は今後について「共有在庫の認知度は高まってきている。今後、ＪＵテントリを使う販売店がますます増加し、取引が活発になることが予想されるので、当社も小売りと業販の２本柱をしっかりと確立させていきたい」と意気込む。

【店舗情報】
社名＝マック
所在地＝三重県津市雲出本郷町３２０
電話＝０５９－２３４－５５１５

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