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ヤナセ(東京都港区)の吉田多孝社長※は4月1日、ヤナセグループ新入社員102名に向け、訓示を贈った。(※『吉』は土に口)
以下、訓示要旨
新入社員の皆さんには「自分たちが次世代のヤナセを引っ張っていく」 という覚悟を常に持って、仕事に取り組んでもらいたいと思います。私が皆さんに期待する“覚悟” とは、「一日も早く担当する仕事のプロになること」 と、担当する仕事の追求に留まらず、「その一つ先の仕事に自発的に取り組む姿勢のこと」です。
一方で、世の中は皆さんが考えている以上にすさまじい勢いで変化しています。そのため、私たちの仕事の進め方や内容も、その変化に対応していかなければなりません。 毎日30分でもよいので、世の中の動きを追い掛ける時間をつくってください。そして、もし世の中の変化に対応していないと感じたならば、自分の仕事の内容をどのように変化させるべきか考えてほしいと思います。
自動車産業は100年に一度の変革期を迎えているといわれています。 車もオンライン販売が一般化していくと思いますし、整備も従来のガソリン、ディーゼルに加え、 EV車比率の大幅な上昇が予想されます。また、将来的には自動運転機能を装備した車の取り扱いも増えていくでしょう。しかし、ヤナセの先輩諸氏はそのような環境の変化をビジネス拡大のチャンスと捉え、「ヤナセで車を買うことの価値」をお客さまに実感していただくためには何をすべきか、その取り組みに注力してきました。
新入社員の皆さんにはヤナセのDNAを大切にしながらも、環境変化へのチャレンジに参画をお願いします。そして、ヤナセのさらなる飛躍に向けて、今日から私たちと一緒にがんばってもらいたいと思います。
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