高水準の新規出品比率と高成約の初出品コーナーがセリをけん引/CAA東北・JU岩手

高水準の新規出品比率と高成約の初出品コーナーがセリをけん引

オークション 2021年10月26日

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ＪＵ岩手青年部＆ＣＡＡ東北謝恩ジャンボＡＡ開催

会社名：CAA東北・JU岩手

挨拶に立つJU岩手小原理事長（左）とシーエーエー三宅取締役

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　ＣＡＡ東北会場（岩手県紫波町、永谷敏行社長）とＪＵ岩手（岩手県矢巾町、小原隆孝理事長）は１０月１９日、ＣＡＡ東北会場において「ＪＵ岩手青年部＆ＣＡＡ東北謝恩ジャンボＡＡ」を開催した。

　当日のセリは出品１５９６台を集荷。うち９割を超える新規出品車比率を受け、成約１２５８台、成約率７８.８％、平均成約単価２６万１０００円の高実績を記録する盛会となった。
　また、セリ前のセレモニーにてＪＵ岩手小原隆孝会長がＪＵ東北を繋ぐバトンをＪＵ福島橋本一男会長へと手渡した。今開催ではＪＵ岩手組合員が６００台に迫る台数を出品し、リレー目標達成を果たした。

　ＣＡＡ東北の今年度上半期の成約率は７４.７％の高実績を記録。前年同期を８ポイント上回る活発な商いが行われている。その要因は高水準の新規出品比率と「初出品コーナー」、そして会場の姿勢にある。

　新規出品比率は常時８０％を維持しており、今開催では９２％の高水準となった。常に新鮮な出品車が並ぶ同会場のセリがバイヤーの注目を集めている。また「初出品コーナー」は毎開催、全出品車の３割強を占め、常時８０％前後の高成約率を記録するコーナーとして人気を博している。今開催でも同コーナーは５００台超を集め、占有率は３割を超えセリをけん引した。

　会場の姿勢では、セリ終了後の取引賞をスタッフが会員に直接手渡ししている。会員との距離を意識し、会員一人ひとりにしっかり向き合うスタッフの姿勢が高実績を導いている。
　また、菅原由充会場長はＣＡＡの強みに本部の検査室の存在を挙げる。「出品台数が増えても本部から検査の応援が入り、臨機応変に対応してくれる。検査の質もＣＡＡ４会場共通であり、出品店と落札店にも安心していただける。検査室の存在は大きい」と話した。

　菅原会場長は今開催について「開催に向け掲げた出品目標１５００台を達成できた。ＪＵ岩手をはじめとしたＪＵ東北６県とディーラー、会員様の協力のおかげ」と話す。　
　同会場では新規会員が毎月一定数増えているという。「ＴＣ-ｗｅｂΣのネット環境を利用したい会員の増加が目立つ」（菅原会場長）。

　セレモニーで挨拶に立ったシーエーエー三宅享取締役は厳しい市況下での多数の出品とＪＵ岩手をはじめとしたＪＵ東北各県の来場に謝辞を述べた。続けて「ＣＡＡ東北会場の初出品コーナーは、全コーナーの中で出品構成比３０％以上を占め、高成約率の開催を多数実施できている。また、外部応札も順調に伸長し、参加地域や来場社数も堅調に推移し、活況のある開催をさせていただいている。本日は初出品コーナーをはじめ、良質で新鮮な出品車を多数いただいている」と述べ、活発な応札を呼び掛けた。また、挨拶の中でＣＡＡが細心の注意を払い安心と安全な開催に臨んでいると述べた。
　続いて小原会長が５００台を超える初出品車に謝意を表し「ＪＵ東北各県と青年部の協力に感謝」と謝辞を述べた。

　取材の場で三宅取締役は「ＴＣ-ｗｅｂΣの火曜日開催会場の応札もあり、バイヤー数は飛躍的に拡がっている。加えて来場者数も多く、ＪＵ岩手も会員増強に協力いただき新規会員も増えている」と話した。

　小原会長は「ＣＡＡ東北は北東北の中心として利用者も多く、ネットから参加するバイヤーも増えている。ＪＵ岩手では小椋淳司流通委員長もしっかり役目を果たしてくれている。ＣＡＡ東北とお互いに協力しながら北東北の流通活性化に繋げていきたい」と話した。

　小椋流通委員長は「リレー目標の５５０台を達成できた。これも厳しい市況の中、ＪＵ岩手組合員とＪＵ東北各県が協力してくれたおかげ」と感謝の言葉を述べた。

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