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JU三重(津市、奥村悦二理事長)は10月26日、「オールJU全国リレーAA(オートオークション)」を開催した。当日は出品1118台、成約543台、成約率48.6%、成約単価34万3000円を記録した。
セリ前のセレモニーで、奥村理事長は、多くの来場の御礼とともに、「市場が大変厳しい中、1118台の貴重なクルマを出品していただいたことに感謝している。これからも皆様とともに、この業界を発展させていきたい。また、本日は新型コロナの感染拡大も沈静化したことで、全国に発出されていた緊急事態宣言も解除、多くの来賓の皆様を迎えることができました。引き続き、会場内の感染対策は徹底して参ります」と述べた。続いて、山﨑正成流通委員長が「組合員、ポス会員、ディーラー会員皆様のおかげで、目標1000台を超える1118台を集めることができました。出品店の皆様には早めの売り尽くしをお願いします」と挨拶を行った。
来賓挨拶では、JU静岡、小野田泰祐理事長が「JU福井を皮切りに各県が好成績でバトンをつないでいる。JU三重も奥村理事長、山﨑流通委員長を筆頭に各理事、組合員の結束と総合力で目標達成となりました」と述べ、続いてJUコーポレーション、鈴木幸昭副社長が「執行部、組合員が一致団結した結果、目標達成しました。JUCではこの大事なクルマを1台でも多く落札されるようにネットでサポート致します。今後も時代の変化にあわせ、マッチできるサービスを提供していきたい」と挨拶を行った。
同会場では、8月17日の開催から2レーンを導入。セリ時間の大幅な短縮によりセリ後の時間活用が会員はもちろんのこと会場職員にもできている。奥村理事長は「2レーン導入についてメリットはあってもデメリットは何もない」と語る。また、ヤードの有効活用を踏まえて、映像コーナーを積極的に展開。今開催でも323台が映像コーナーに出品された。映像コーナーは現車を展示場においたままAAに出品でき、小売りと業販を同時に行うメリットはあるが、現車確認ができないことによる成約率の低下がある。そこで、同会場では映像コーナーの写真を大幅に増加、一般車両の10枚前後に対して18枚前後の写真を掲載可能にすることで成約率向上に寄与している。
イベントではモーニング抽選会や大型テレビなど豪華賞品が当たる抽選会、また、お残り抽選会を実施。2レーン化連動企画として展示車コーナーの出品料を1000円(流札時)とした。
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