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全国で自動車輸送やオークションおよび入札会での構内運営等、中古車流通のトータルサポートサービスを展開するソウイング(栃木県小山市、丹羽政之代表)は、東北地区における輸送事業の効率化を目的に、本年1月に宮城県仙台市宮城野区中野(通称、蒲生地区)に約1110坪の用地を新たに取得し、同地にて7月1日より業務を開始した。
新拠点は仙台港近くに位置し、仙台東道路仙台港北ICへのアクセスも良いことから、東北全県への輸送拠点としてはもとより、北海道と首都圏を結ぶハブ拠点としての役割も視野に入れている。
これまで仙台市宮城野区扇町にあった仙台支店の輸送機能を同地へ移管し、自社開発の運行管理システムを基に、市場ニーズの高度化と多様化に対応したユーザーの利便性に特化した重層的なネットワークの構築を目指していく。
同社は今後の輸送部門について「実陸送業者との企業連携の積極推進」「西日本地区進出を見据えたネットワークの構築」「環境負荷低減を意識した次世代流通拠点の確立」を目標に、5カ年計画で実現を目指していく。また、これらを積極的に推進していくために「必要となる人材についても精力的に育成し、次代の中古車流通サービス提供に向け取り組んでいく」としている。
丹羽代表は「昨年は愛知県に名古屋支店を開設し、今回は仙台支店の拡充を図った。地元密着の陸送会社と連携を図り、将来的には関西地区への展開も視野に入れている。ネットワークが広がることでお客様により良いサービスができる。本社所在地の小山についても「別途用地を確保し2プールによる運営も計画している」と話す。
「中古車業者、流通業者のニーズに対応できるよう活動することが絶対条件。ニーズとしてオークション会場も含め、輸送のハブ化、路線化を実現し大量輸送に対応できるネットワークを構築し、お客様が求める『早く届けてほしい』というニーズに応える体制づくりを目指して行く。そのためには自社だけではなく協力会社との提携も考えている。」話した。
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