【ＪＵテントリ活用店レポート】岡本（滋賀県高島市） /岡本

【ＪＵテントリ活用店レポート】岡本（滋賀県高島市）

企業・団体 2021年08月25日

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小売りと「ＪＵテントリ」、ＡＡ出品で早い回転率を維持、「ＪＵテントリ」を導入し粗利率は着実に上昇

会社名：岡本

ユーポス安曇川店を運営し買取りに自信

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　車販や買取り、整備、鈑金・塗装、保険などを幅広く展開する岡本（滋賀県高島市、岡本紀恒社長）は、滋賀県北西部に位置する自然豊かな高島市でカーハートという屋号で地域密着の営業展開を実践し、着実に認知度を高めている。２０１７年７月には、車買取りフランチャイズチェーン（ＦＣ）の「ユーポス」にも加盟、ユーポス安曇川店を運営し、ユーザー買取りの良質車を仕入れ、ＡＡ業販と小売りの双方で実績を伸ばしている。こうした中で、小売りと並行した販売手法として「ＪＵテントリ」を通じた共有在庫に注目、同社が所属するＪＵ滋賀（池田秀人会長・理事長）においても、注目を集める存在だ。「ＪＵテントリ」による業販のメリットや運用方法などについて聞いた。　　（室田一茂）

【繁忙期には２けた、月平均４～５台の成約】
　同社が「ＪＵテントリ」をスタートしたのは、約２年半前のこと。買取り車を中心に、スピーディーに掲載することで、ユーザー小売りと合わせた在庫回転率向上に活かす。同社では入庫から２日以内にグーネットなどの小売り向けサイトに登録することを徹底、そこから「ＪＵテントリ」に掲載を進めることで、約２～３週間で回す店頭在庫の売り逃しに活用する。「ＪＵテントリ」への登録業務を担当する塚本季里店長は「小売りや業販で回転率を上げる一方で、２～３週間の在庫期間で見切りをつけ、すぐさまオートオークション（ＡＡ）に出品する流れ。早い判断で在庫車を入れ替えることで、いつもフレッシュな展示車が揃う」と、岡本社長と塚本店長による二人三脚での店舗運営がスピード感溢れる在庫循環をもたらす。

【店頭小売りとＡＡ業販のちょうど中間に位置する高い利益率】
　買取りＦＣ店を展開する同社ならではの手法だが、しっかりと目利きのできる中古車査定が１台１台の利益を着実に確保する。ユーザーにとっても高い買取り実績は魅力だが、業販においても着実に利益を確保しながら、成約した販売店にはしっかりと小売りで利益を出せる金額を提示している点がとても好感が持てる。長期在庫を極力減らすことで、不必要な経費を抑えて、着実に在庫を売り切る。「買取り専門店のイメージを崩さず、小売りにおいては、地元のユーザーに見ていただいている。グーネットを通じた問い合わせや商談も多く、小売りと『ＪＵテントリ』を通じた業販で、２～３週間の間に成約に至るケースが多い」（塚本店長）という。小売りと「ＪＵテントリ」、ＡＡ出品という３段階で利益を確保しながら、循環型の経営を行う。

【「ＪＵテントリ」のメリットは車両情報の網羅、多くの判断材料を提供】
　「ＪＵテントリ」の掲載にあたっては、小売りサイトと同等の車両情報や写真を網羅している。１台１台丁寧に登録するため、１台の登録に１時間を要することもあるというこだわりだ。その作業の成果もあり、同社の在庫車は「ＪＵテントリ」を通じた業販においても引き合いが強い。「買取り専門店の看板を上げている以上、査定には強い自信を持っている。『査定メモ』をしっかりと取りながら、買う立場に立ったコメントを細かく明記することで、買い手側の不安を払拭している」（塚本店長）という。基本的にはグーネットを通じた小売り向けも「ＪＵテントリ」を通じた業販向けも同じ画像を使用するが、業販向けには意図的に傷やへこみなどの写真を入れる。瑕疵の程度が判別できる材料を用意することも大切な要素だ。

【まずは使って欲しい仕組み、ＪＵネットワークを活用した画期的ツール】
　「ＪＵテントリ」を導入したことで、新たな販売ツールを獲得した同社だが「まずは各社に使っていただきたい。登録するための費用もかからず、販売チャンスは大きく拡大する」（塚本店長）と太鼓判を押す。同社のように、少人数での店舗運営で販売から買取りまでを幅広く展開する販売店ではその有効性は高く、同社のように、登録することによって、月平均でも４～５台を成約することで、手間を省きつつ、これまで以上に車販による粗利率を高めている。

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