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TAA四国(香川県三豊市、北口武志社長)は7月6日、「四国会場12周年記念月間オートオークション(AA)」を開催した。同会場では7月の1カ月間を12周年記念月間とし、同日はそのメインイベントだった。出品台数は1378台に上り、84.5%の高成約率を記録する活況だった。
セリ開始前のセレモニーでは北口社長が挨拶に立ち「当初は広島会場のサテライト会場でしたが、皆様のご支援のおかげで、一昨年には初めて1000台レベルに到達、今年は1200台水準で推移する中、良質車が多く集まることで、成約率も83%というレベルまで高まっています。コロナ禍ですが、終息の光明がやっと見え始めてきました。引き続き、中古車流通を止めることなく、市場としての役割を全うしてまいります」と話した。
伊藤良倫会場長が「本日は新鮮なタマばかり揃っています。最後まで活発なコールをお願いします」と挨拶し、セリをスタートした。
今回の12周年記念月間では、SDGsの取り組みの一環として、地元四国4県の名産品をプレゼントとして用意し、地域貢献につなげた。
伊藤会場長は自会場の特徴について「四国の地域性により、下回りの錆が少ない出品車が多い。低年式、過走行であっても貿易向けで強い引き合いがあるのはクルマへの安心感」とし、昨今の高成約率基調の要因を指摘する。
コロナ禍では十分な営業活動ができない環境だが「2017年以降、会員1社1社への訪問活動を強化してきた。『フェイスtoフェイス』の考えのもとで、会員との関係強化を推進してきたことが、コロナ禍での会員との関係強化のベースになっている」(伊藤会場長)という。トヨタ販売店との関係強化で高い利用率を誇る同会場だが、出品構成比では、過半数以上の55%を占める一般店へのアプローチ強化を推進してきたことで、コロナ禍でも高水準のAA開催を続けている。
21年1~6月の全国TAA実績を見ると、同会場の出品台数は全国2番目の伸び率で、1開催あたり出品台数は1143台に上る。成約率は九州会場とともに全国1位の伸び率12.6㌽を記録し、88.0%という全国1位の高成約率会場に大きく成長している。
こうした大幅伸長の背景には、TAA愛媛サテライト会場(黒川和之会場長)の存在も大きい。今年3月の開設以来、1開催あたり出品台数は292台(21年4~6月)に上り、アベレージ300台の壁を越える勢い。「2年間で特設ヤードからサテライト会場へ機能を高め、順調に参加者が増えている。オープン前から、エリアの販売店への告知活動を展開、南予エリアからの参加も増加している」(伊藤会場長)と手応えをつかむ。
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