【2021年 年頭所感】荒井商事 代表取締役社長 荒井亮三 - グーネット自動車流通

2024年4月19日 [金曜日] 先勝 |  西暦元号早見表 西暦元号早見表  |  サイトマップ サイトマップ

経営者・理事長年頭所感(2021年度)

【2021年 年頭所感】荒井商事 代表取締役社長 荒井亮三


 2021年を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 旧年中は格別のご高配を賜りまして、心より御礼申し上げます。

 昨年は弊社にとって創業100周年を迎えた節目の年となりました。これもひとえにお客様、関係各位の皆様方のご支援とご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。世界中で発生している新型コロナウイルスによる感染被害は、経済的打撃も大きく、先行き不透明な状態となっているものの、中古車オークション業界への影響は回復傾向にあります。

 私共の使命「オークションを止めない」を合言葉に、2020年は新型コロナウイルスの感染防止対策を行いつつ、会員にとって使い勝手のいいオークション運営を目指して参りました。3月より約7ヶ月間AI-NETリアルの月額費用無料を始め、AI-NETからの入札料無料、下見代行サービスの無料化等を行い、会場に来場することなく落札が出来る環境づくりを進めました。さらに、センターセリ機の導入、ベイサイド会場の4レーン化、小山会場の8レーン化を通じて、グループ会場間で連携が出来る環境を整えました。

 本年は、1月12日に仙台会場をリニューアルオープンいたします。東日本大震災の被害によりお客様には大変なご迷惑をお掛けしておりましたが、10年目の今年に、セリ会場を改装し、POS席の増設をいたしました。レーン数も2レーンへと拡充いたします。今後のアライグループの運営方針として、お客様に来て頂くのではなく、お客様により近いところでのお取引を可能にすることで、グループ会場の特性を生かして参ります。まずは、どこの会場に居ても全てのアライオークションに参加出来る、応札機能の提供を開始する予定です。併せて、画像のみで安心して取引出来る環境整備やAI-NETのさらなる利便性向上も行います。会場毎に限られた商品の取扱いしか出来ませんでしたが、今後は、全ての会場で全ての商品の取扱いを進めて参ります。

 コロナ禍による市場構造の激変をチャンスと捉え、次の100年を迎える第一歩としてオークションのビジネスモデルのイノベーションに取り組んで参ります。中古車両や機械の様々な情報のデータベース化、オークションデータを活用した情報仲介業としてのプラットフォーム構築を行って参ります。

 今年も従業員一同、会員の皆様の商売繁盛に少しでもお役に立てるよう、一層の会員サービス拡充に邁進していく所存です。さらなるご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。