新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
旧年中は、未曽有の災禍の中、皆様におかれましても大変なご苦労をされている中にもかかわらず、当社をご利用いただき誠にありがとうございました。おかげさまで、コロナ禍においてニーズのある自動車の流通を滞らせることなく、年間50回のオークションを開催させていただくことが出来ました。
これもひとえに皆様より賜ったご支援によるものと深く感謝申し上げます。
今も続く危機的状況ですが、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。また、医療従事者をはじめ、最前線でご尽力いただいている皆様には心から敬意を表するとともに感謝申し上げます。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により、世界規模での社会経済的な危機、医療危機が起こり、世の中が大きく変わった年でした。今日の感染拡大が、外食産業、旅行関連事業をはじめとする多くの業界に与えた負の影響は多大なもので、日本経済、ひいては世界経済にまで大きな影響を及ぼしました。
私共、自動車業界においても、新車の販売台数は前年比で大きく落ち込みました。10月からは回復の兆しを見せていますが、このコロナ禍においては、まだまだ先行きが見えない状態が続いています。
一方で、テレワーク、リモート会議、UberEatsなど、新たな働き方の形や、サービスの普及も進み、ウィズコロナの世の中へと変わってきています。
4月の緊急事態宣言を受け、当社においても初めての無来場オークションを実施しました。我々の使命である、流通を止めない、という一念で、インターネットサービス「ベイネット」の無料開放も同時に実施し、会場に足を運んでいただかなくても安心してお取引いただける環境を整備して参りました。
また、今年の2月より、出品車両の内外装360度画像の提供を開始させていただきます。より多くの情報を提供することにより、お客様のご商売の一助になればと想います。
2021年のベイオークのテーマは「道~きりひらく」とさせていただきました。
今後の自動車業界に目を向けると、脱ガソリン政策の拡大で、EVや燃料電池車(FCV)の開発も進んでいき、同時に、自動運転も急速に発達していくでしょう。まさに、100年に一度の大変革時代が続きます。
当社においても、「お客様第一主義」の理念の下、固定観念にとらわれず、時代の変革に柔軟に、迅速に対応し、お客様に感動していただけるサービスを提供していけるよう、社員一同、精進して参ります。引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、本年が皆様にとって、より良い年でありますよう心から祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。