【2021年 年頭所感】シティライト 代表取締役社長 丸山 明 - グーネット自動車流通

2024年3月28日 [木曜日] 友引 |  西暦元号早見表 西暦元号早見表  |  サイトマップ サイトマップ

経営者・理事長年頭所感(2021年度)

【2021年 年頭所感】シティライト 代表取締役社長 丸山 明


 新年あけましておめでとうございます。
 旧年中にお世話になりました皆様方に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 新型コロナウイルスに翻弄される日々が続く中、最前線にて健康福祉に貢献されておられる医療従事者、介護従事者の皆様へ心より敬意と感謝を申し上げます。また、罹患された方々、不便、不安な渦中の皆さまにおかれましても、心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い収束と平常生活への回復を切に願っております。

 昨年の日本経済におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、急速に悪化の一途を辿りました。感染の再拡大が続いている現在も、景気の先行きを見通すのは困難な状況が続き、依然と厳しい状況にあると思われます。本年はワクチンの接種開始による感染拡大の防止策や、各種政策による経済の持ち直しの動きに期待しております。
 
 自動車業界におきましては昨年、新型コロナウイルスの影響で新車販売台数が460万台程度となり前年割れとなる模様で、回復までしばらく時間を要するものと考えております。一方で、中古車業界では緊急事態宣言解除後は、新車と比較して入手しやすい中古車への需要が高まっており、本年においても、更なる回復の見込みがあるものと考えております。

 弊社では昨年、LAA岡山・四国会場のオークションシステムの完全リニューアルを行い、ご利用いただく会員様の利便性と快適性を充実させた設備を整えました。更に、新たな拠点として「LAAサテライト鳥取」を開設し、サテライトヤードを増設しました。中国地方の会員様の満足度を求めて、中でも島根・鳥取両県エリアの地元会員様の利便性向上を図り、地域に根差した運営を目指しております。同時に共有在庫事業におけるシステム機能の追加にともない、Webサービスによるオートオークション以外での仕入チャネルの拡充・販路の拡大を図ることで、取扱領域の拡大によるビジネスチャンスを増やし、会員様の利便性向上とビジネスサポートを行い自動車流通業界の発展に寄与してまいります。

 本年は、エンドユーザービジネスとして、ジャンルに捉われない新店舗の出店や、各種事業者に向けた新たな流通の拡充、更には新たなヤード開設などに取り組み、増々の挑戦を行います。

 一方では自動車業界の技術革新のスピードは目覚ましく、進化に対応できない、または経営者の高齢化や後継者難などの様々な問題で対応が困難となっておられる企業様を支援サポートさせていただき、地域の皆様に信頼される事業体を作り上げていきたいと考えております。

 シティライトグループは、今後も目まぐるしく進化していく時代への対応、またそれらの活用に取り組み、瀬戸内経済圏を中心に、自動車流通を通じて、また、スポーツを通じて、当社をご利用いただくお客様の利便性を高めるとともに、各地域の皆様との関係性を大切に、地域に貢献できる運営を心掛けてまいる所存です。
 コロナ禍という前例のないこの事態において、シティライトグループとしてこの難局を乗り越え、その先の時代を見据えた企業努力を行ってまいります。

 最後になりますが、本年も皆様におかれましては、素晴らしい一年となりますよう、心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。