【2020年 年頭所感】オークネット 代表取締役社長 藤崎清孝 - グーネット自動車流通

2024年3月29日 [金曜日] 先負 |  西暦元号早見表 西暦元号早見表  |  サイトマップ サイトマップ

経営者・理事長年頭所感(2020年度)

【2020年 年頭所感】オークネット 代表取締役社長 藤崎清孝


 謹んで新年のご祝詞を申し上げます。旧年中に賜りました皆様のご愛顧や、ご支援に心から御礼申し上げます。

 昨年はその年の世相を表す漢字に「令」が選ばれました。理由も新元号「令和」に明るい時代を願う国民の思いが集約されたと言われています。世間も祝賀ムードに包まれましたが、一昨年同様に台風や地震の災害を受け、自動車業界はもとより、オークション業界にも大きな影響を及ぼしました。また、消費増税に伴い、市況の冷え込みが顕著になるなど、手放しで喜べる年にはなりませんでした。

 そのような中で昨年上期の自動車販売は前年並みでした。同様に輸出やオークションも前年並みの推移をしてきました。ただ、8月、9月は増税前の多少の駆け込み需要がありましたが、増税後は新車販売が冷え込むなどの影響もあり、当社オークションにおきましても苦戦した年でありました。また、昨年は査定アプリである「サテロク」の拡販、普及に努めて参りました。「サテロク」はAIS90万台の検査実績・知見を活かし、より精度の高い査定ができるツールとして認知も広がりました。おかげさまで大手インポーター様をはじめ、多数のお客様にご利用いただいております。今年も引き続き「サテロク」の普及、拡大に努めて参ります。

 2020年は東京オリンピックも開催され、景気も盛り上がりを見せると思われます。当社にとりましても創業35周年の節目の年に当たります。お客様には35年の感謝の意を伝えられる年にしたいと考えております。そのためにも会員様の利便性と収益アップのお手伝いをさせていただくべく、サービス部門の連携、強化を図り、より良いサービスを提供していきます。本年は「サテロク」を入口に、TVオークション・共有在庫・Auto Bank等、当社の各種サービスをシームレスに繋げ、会員様の更なる利便性向上を図って参ります。組織的には構造改革、業務改革を推し進めています。戦略型組織への構造改革を更に推し進める為に、運営業務体制・営業体制の強化と高効率化を同時に具現化すべく「カスタマーコミュニケーショ ン部門」を1月に新設します。更にオークネット・セールスアンドサポートを同部門下に移管し、デジタルマーケティング営業、フィールド営業の両面からお客様へのご提案、サポートを行い戦略的な営業展開を目指します。

 最後になりますが、本年が皆様にとりまして素晴らしい一年になりますことを心から祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。