【2022年 年頭所感】KCAAグループ 代表取締役社長 大峰 高 - グーネット自動車流通

2024年3月29日 [金曜日] 先負 |  西暦元号早見表 西暦元号早見表  |  サイトマップ サイトマップ

経営者・理事長年頭所感(2022年度)

【2022年 年頭所感】KCAAグループ 代表取締役社長 大峰 高


新年明けましておめでとうございます。
令和4年の元旦に際し、業界関係者の皆様に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
本年も引き続き、KCAAグループをご愛顧いただきますよう、改めて宜しくお願い申し上げます。

 「コロナ禍」での新年は昨年に引き続き、2年連続となり、弊社グループでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のためのあらゆる対策を講じながら、会員の皆様に安心してご来場いただけるAA会場作りを徹底してまいりました。昨年後半からは新たな変異株として非常に感染力が強い「オミクロン株」が国内で確認され、これまで以上の感染予防対策の徹底を推進しているところです。皆様のご協力のおかげで「安心」「安全」のAA開催を継続し、中古車流通活性化に取り組んでまいりました。

 こうした苦しい市場環境下ではありましたが、弊社グループで展開するKCAA4会場(福岡、南九州、山口、京都)におきましては、各会場長を中心とした現場主導の会場運営に努めることで、会員の皆様の声に耳を傾けながら、会員に寄り添うAA運営を徹底し、皆様のご商売をサポートさせていただきました。

 昨年は東京オリンピック2020が1年遅れで実施され、大過なく閉幕致しましたが、秋口には第101代内閣総理大臣に岸田文雄氏が就任、その直後には衆議院議員選挙も実施され、自由民主党が絶対安定多数を確保しました。こうした政治的な動きの中でも「コロナ対策」がキーワードに挙がるなど、万全の感染予防対策が政治、経済の大きな関心事となっています。昨年12月から、医療従事者などからワクチンの3回目接種も始まる中、今年は治療薬の投入などで、こうしたウイルスへの脅威が一日も早く収束することを祈るばかりでございます。

 弊社グループでは本年も引き続き、会員の皆様の「安心」と「安全」を第一に考えながらも、利便性向上やビジネスチャンス拡大につながる取り組みを実践するため、経営体制強化を推進しております。中古車市場は半導体不足やハーネス等の部品供給の遅れなどで新車販売が低調に推移していることから、依然としてタマ不足の状況が続いております。昨年後半にかけては、慢性的なタマ不足を背景に、高成約率と相場高騰の局面を迎えておりました。われわれの使命は地域の皆様に良質な小売りダマを供給し、皆様のご商売をご支援させていただくことです。引き続き、1台でも多くの良質車が集荷できるよう、社員一同、邁進してまいります。

 一方では、会員の皆様のビジネスチャンス拡大につなげるべく、AA外部応札の利便性を飛躍的に高める自社ネット「四輪牧場」を通じ、皆様のご商売をサポートさせていただいております。

 「四輪牧場」は、会員の皆様の中古車仕入れをご支援するツールとして、KCAAグループ会場におけるAA外部応札の増大をけん引してまいりました。また、提携各社様との強固な外部接続もあり、西日本地区はもとより、全国から活発な「売り」「買い」の集まるAA会場を通じて国内中古車流通の活性化を図っております。

 依然としてコロナ禍が続く中での新年を迎えましたが、今年も引き続き、会員の皆様のご商売に役立つAA開催を継続展開してまいります。

 最後になりましたが、令和4年の新しい1年が、コロナ禍から一日も早く抜け出し、皆様にとって最良の年となることをお祈り申し上げます。また、皆様のご商売が発展し、健やかな1年を過ごされますことを重ねて祈念致しまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。