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6月18日午前7時58分頃、大阪府北部地域を震源とするマグニチュード6.1の逆断層型地震が発生、高槻市などで震度6弱を記録した。大阪府下で震度6弱を記録するのは、気象庁の観測史上初めて。改めて自然の脅威を感じさせた。震源近くでは、自動車整備工場などで工場設備や車両の損壊などの被害が報告されるなど、1995年の阪神淡路大震災以降で最大の大地震が関西地区を襲った。
こうした中、オートオークション(AA)会場のベイオーク(大阪市住之江区・塩原淳平社長)は6月18日、被災した大阪北摂地域の会員への訪問活動を展開し、飲料水1440リットルを配り、被災した会員を勇気づけた。
同社は地震当日の18日から会員店への訪問活動を展開、幸いにも人命に関わる被害は報告されなかったものの、多くの会員店でガスと水道が止まり困っていることに気付いたという。これを受けて、高槻市と茨木市、吹田市、摂津市、枚方市、池田市の35社の会員向けに飲料水を手配した。
地震直後の混乱の中、比較的地震の影響の少なかった和歌山県で、同社の活動に賛同するディスカウントショップの協力により、飲料水1440リットル分(2リットル×6本のケースを120ケース)確保することに成功し、営業スタッフ4人が各会員店に届けたという。
今回の地震では、被害範囲は限定的で、たった数キロの違いで被災状況が大きく異なる状況だった。同社はこうした状況にいち早く対応、現場にすぐに駆け付けることで、被災地のニーズを的確に捉え、地震から3日後の21日には被災会員に対して飲料水を届けた。
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