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DMM・com(東京都港区・片桐孝憲CEO、DMM)は6月5日、クルマ売却アプリ「DMM AUTO」(iOS版)の提供を開始し、DMM AUTOのサービスを開始した。24時間365日、場所や時間を問わず、自動車の査定が3分で完了するというもの。人工知能(AI)を使い、中古車市場データに基づき、最適価格を提示する。査定結果提示後7日間は買取り価格を保証する。
DMMは今年4月下旬、クルマ買取り事業への参入を突然表明した。同サービスの名称と6月からのサービス開始予定を発表していたが、詳細については明らかにしていなかった。異業種からの同事業への参入ということで、業界内外からの強い関心を集めていた。
同アプリは、24時間365日、スマホ1つでスムーズに査定から売却までを完了出来る。アプリを起動して車体と走行メーター、車検証をスマホカメラで撮影、簡単な項目を答えるだけで、瞬時に査定結果が分かるという。ユーザーが査定金額に納得し売却を決定した後、情報入力の上、クルマを引き渡し、必要書類を郵送することで、アプリ内で登録したユーザー指定の銀行口座に売却代金が入金される仕組み。同社は「撮るだけで車の最適価格を知る『撮るだけ査定』を通じ、クルマ売却のストレスを解消していきます」とする。アプリについては「最適価格で素早く簡単にクルマを売りたい人のためのアプリ。膨大な情報記入や買取り業者とのやりとりなど、これまでクルマを売却する際の課題であった『ユーザーの売却負荷』をテクノロジーの力で解決するため、『とにかく楽に納得して売る』ことに特化して開発した」という。
同社はこうした提案を通じ「テクノロジーによるクルマ売却を通じた車との全く新しい付き合い方です。いつでもどこでも最適価格で売れる体験を起点に、『クルマをライフスタイルに合わせて気軽に買い換える』カーライフスタイルを作り出すことで、ドライバー体験のイノベーションと中古車業界のさらなる活性化につなげていきたいと考えます」とする。
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