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東京海上日動火災保険(東京都千代田区・北沢利文社長)は5月14日、これからの日本企業の外国人財を語る「スカイブルーセミナー」を同社の代理店に対して開催した。セミナー第1部では、スカイブルー外国人財についてを川崎大輔氏(アセアンカービジネスキャリア代表取締役)、第2部をアセアン人材を宝に変える異文化マネジメントについて、河谷隆司氏(ダイバーシティマネジメント研究所代表取締役)を講師に招いた。
人材不足やグローバル化など、激変する日本企業。この時代を解決し、生き残り、そして成長を実現するために、外国人の活用に今こそ真剣に目を向ける必要がある。外国人エンジニアの雇用、異文化のマネジメントを知ることで、日本企業が置かれた現状を振り返り、これからのグローバル経営の外国人活用にとって有益な情報がわかりやすく解説された。
第一部アセアンカービジネスキャリア(ACC)川崎氏は「日本の自動車アフタービジネスの会社に対して自動車整備ビジネスを中心としたアセアン各国からのスカイブルーの外国人を紹介している。スカイブルーは水色を意味し、組織の中でも最も重要な役割を果たすホワイトカラーとブルーカラーをつなげる人材。スカイブルーの外国人と信頼関係を築けた日本企業のみが将来のグローバル化に成功するといっても過言ではない重要なエリート外国人だ」と話す。
ACCはアセアン各国の現地理工系大学と提携し、日本語教育を受けたスカイブルーの外国人材の雇用を促進するプログラムを日本で初めてつくりあげた。アセアンと日本に人財という信頼の架け橋を創り上げ、自動車業界に特化した質の高いフォローと人材ネットワーク、紹介サービスが行える。6月25日は第二回となる現地大学(ホーチミン工業大学)で行うインターンシップ生面接ツアーが実施される。
第二部ダイバーシティマネジメント研究所河谷氏は「優秀な外国人を採用しても、受け入れ側の体制が整っていないと、うまく人材活用ができない。スカイブルー人材の来日時の育成が重要」と話す。受け入れ前の企業側担当者の研修と、受け入れ後も日常のコミュニケーションとマネジメントについて学んでおく必要がある。「外国人は優しさと威厳を求めている。よきリーダーとして導いて欲しい」と述べた。
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