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障がい者アート支援団体「パラリンアート」と終活支援ボランティア「願いのくるま」がコラボ企画を実施

企業・団体 2018年05月23日
願いのくるまで訪れた思い出の風景を作品に
会社名:タウ
ANNA さんの作品「イルカ」

ANNA さんの作品「イルカ」

複数画像有

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 ダメージカー(事故や災害等により損壊した車両)の買取・販売・輸出を行うタウ(埼玉県さいたま市・宮本明岳社長)が設立、母体となり活動している一般社団法人願いのくるま(埼玉県さいたま市・原田眞代表)と、障がい者アートを支援する「パラリンアート」を運営する一般社団法人障がい者自立推進機構(東京都港区・松永昭弘代表)は、「願いのくるま」で訪れた思い出の風景を、パラリンアートアーティストに描いてもらうというコラボ企画を実施した。

 パラリンアートは、一般社団法人障がい者自立推進機構が運営する障がい者アート支援団体であり、障がい者アーティストの経済的な自立を目的とし、彼らのビジネス支援を行っている。一方、願いのくるまは、ターミナルケアを受けている方を、「その方が望む場所」へと無料で運び、旅を実現する終活支援ボランティア。

 今回の企画は、「両団体の活動を支援し、取組の輪を広げる」というコンセプトから、パラリンアートの所属アーティストに願いのくるまを利用し、訪れた場所の風景を作品に描くという、両団体の特性を活かしたボランティア企画として実施された。

 パラリンアートアーティストとして活動中のANNAさんは、プラダー・ウィリー症候群という先天性疾患で、幼いころから絵を描くことが大好きで、色鉛筆を使った色彩豊かな絵が得意のアーティスト。普段から海や魚が大好きだというANNAさんの、「イルカとあそびたい」という願いを実現するために4月20日、願いのくるまはANNAさんと母を乗せ、横浜・八景島シーパラダイスへ出発。天候にも恵まれ、絶好のアクティビティ日和にANNAさんも喜びをあらわにした。
 楽しみにしていたイルカとのふれあいプログラムでは、イルカにさわったり、ゴハンをあげたり、合図を出してジャンプをさせたりするなど、普段なかなか経験することのない距離で、イルカとのふれあいを楽しんだ。
 見送りの際には、ANNAさんから「とっても楽しかった。また行きたい!」という笑顔いっぱいの感想を受け、活動を終えた。  

 後日、パラリンアートから願いのくるまへ、ANNAさんが描き下ろしたイルカの作品が贈呈された。願いのくるまでは、作品をしばらくの間、事務所内に飾ったのち、ノベルティなどに活用する方法でパラリンアートアーティストの支援を行っていく予定。

 パラリンアート、願いのくるまは、「今後も同様の志を持つ様々な団体とタイアップし、社会への貢献を目指してまいります」としている。


関連記事:日本初の終活支援プロジェクト「願いのくるま」始動
http://www.goonews.jp/news_detail.php?view=auto&id=7004

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