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KCAA福岡(福岡県古賀市・大峰高社長)は4月12日、「創立29周年大記念オートオークション(AA)」を開催した。
各会場が集荷に苦戦する中、出品台数は3372台に上り、成約率は58・7%の高率だった。例年3500台規模の出品台数が集まる同大記念AAだが、JU九州の永松守会長らが来賓としてセレモニーに出席するなど、地元九州や中国地方などから多数のバイヤーが会場に集まり、セリを盛り上げた。
セレモニーで大峰社長は「29周年を迎えられたのも会員の皆様のおかげと、心から感謝申し上げます。出品台数も3400台に迫り、年度替わりの大変お忙しい中での多大なる出品をありがとうございます。今後も引き続き、会員の皆様に喜んでご参加いただける会場を目指し、社員一同で皆様にご利用いただける市場(いちば)作りを目指します」と謝辞を述べた。
来賓を代表して挨拶に立ったJU九州の永松会長(JU熊本理事長)は「早2年が経ちましたが、熊本では2回もの『震度7』に見舞われました。その際にKCAAグループからいただいた多大なるご支援やお見舞いの言葉に励まされました。心から感謝いたします」と、同社からの迅速かつ温かい支援活動に心からの感謝の言葉を綴った。
柴田秀一会場長は「皆様のお役に立てる会場を目指しながら、来年の『30周年』に向け、さまざまな企画を展開してまいります」と話した。
同会場の2017年度(17年4月~18年3月)実績は出品台数が前年度比2・5%増の9万4748台を記録するなど、出品と成約の両方で底堅い伸長を見せた。
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