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ダメージカー(事故や災害等により損壊した車両)の買取・販売・輸出を行うタウ(埼玉県さいたま市・宮本明岳社長)は1月31日、都内にて日本初の終活支援プロジェクト「願いのくるま」の始動を発表した。
同社は、事業活動を通じて社会貢献活動を推進することを目的に1月19日、一般社団法人「願いのくるま」を設立。同法人の代表理事にはタウ名誉会長の原田眞氏が、理事には宮本社長が着任し、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上を目指し、タウを中心にホスピス・病院、民間救急など、協賛企業の支援を受け運営していく。
「願いのくるま」の詳細は、終末期の患者を医療設備を備えた車を利用し、患者が望む場所へ無料で運び、人生最後の旅を実現させる終活支援ボランティア活動であり、看護師を含めたスタッフによる万全のサポート体制で旅をフォローする。本年は対象エリアを関東に限定し、日帰りで行ける場所としているが、来年には公益社団法人設立、全国展開も検討している。
同発表会の冒頭で宮本社長は「当社の基幹事業である損害車買取事業は社会的意義の高い事業であるが、今後は目に見える形でCSR活動を進めながら、社会貢献活動を推進していきたい」と思いを述べた。
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