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ビィ・フォアード(東京都調布市・山川博功社長)は、創業僅か10年で年商500億を売り上げ、現在では仕向国は世界127カ国におよび、チャイナショックを乗り越え過去最高益を計上するが、創業当時は決して楽ではなかった。創業当時から山川社長とともに業務を拡大してきた大野高広部長に話を聞いた。
(近藤厚志)
【創業時のビィ・フォアード】
私がビィ・フォアードに入社したのは、2007年8月で、当時社員は山川社長を入れて5名でした。事務所はワイズ山川と同じでしたので、我々は肩身の狭い思いをしておりました。当時は、ワイズ山川が買取した車両をオークションに出品する前に「ビィ・フォアードサイト」に掲載させてもらい、ユーザーに販売(小売)しておりました。USS東京の開催が木曜日でしたので、ユーザーから注文が入ると、その車両を自社で落札して販売をするというモデルです。ただし、折角注文をいただいても他社に落札されることもありましたので、お客様にご不便をおかけすることもあったのです。やはり、商売を長続きさせるには、ユーザー本位でないといけません。ワイズ山川の買取車両に頼ることなく、少しずつですが、低額な車両を自社車両としてストックをし、それを自社サイト(ビィ・フォアードJP)で販売するスタイルに切り替えました。今では、全国のオークション会場から毎日400~500台、多い日には1000台以上落札しております。それらすべてを在庫車両としてストックし、ビィ・フォアードJPに掲載し、世界中のユーザーから月に1万2000台ほど、購入していただくようにまでなりました。
【販売仕向国について】
私の管轄している販売第1グループは、11名で主にアフリカ向けセールスを担当しております。おおよそですが、月にアフリカ向けに6500台を販売します。好調な国は、ジンバブエ、ザンビア、マラウィ、タンザニア、モザンビーク、ウガンダ、コンゴ民主共和国などです。これから伸びそうな国は、レソト、ボツワナ、スワジランド、西アフリカ諸国だと考えております。販売第2グループは、14名で南米、中米、カリブを担当しており、月に3000台ほど36ヶ国に輸出しております。チリやパラグアイ、バハマ、ジャマイカが好調です。今後は、アンティグア・バーブーダ、スリナム、ガイアナのマーケットを拡大しようと考えています。
【今後について】
どうしても時差のある国々に対して、いかにタイムラグなくアプローチできるかということになります。最近導入した「BUY NOW」というシステム的な対応もその一つですし、アナログ的な対応としては、より現地の方の要望に応えられるように、現地のローカルスタッフを増員してサービスや商材を充実させることも必要だと考えております。ローカルスタッフの採用は今年の3月から開始しまして、現地のお客様に対して、きめ細かいサービスを提供できております。今後は、南米にもローカルスタッフは絶対に必要だと考えております。クルマを買うならビィ・フォアード、またそれ以外の商材やサービスもビィ・フォアードであれば安心して買えると世界中の国の方から言ってもらえるようなサイトであり続けたいです。
【プロフィール】
大野高広(おおの・たかひろ)販売第2グループ部長、カナダに留学後、DJ、寿司職人を経験後、現地で培った卓越した語学力を活かし、2007年8月ビィ・フォアード入社(当時の社員数は5名)。趣味はゴルフ。1981年8月生まれ。36歳。三重県出身。
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