【注目企業連載企画③】グローバル展開は韓国から - グーネット自動車流通

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【注目企業連載企画③】グローバル展開は韓国から

企業・団体 2017年10月20日
韓国を拠点に中古車輸出
会社名:ビィ・フォアード
韓国からの輸出を展開する朴民(ぱく・みん)氏

韓国からの輸出を展開する朴民(ぱく・みん)氏

拡大拡大する

 ビィ・フォアード(東京都調布市・山川社長)は、社名でもある「前へ」と文字通り新しいことに積極的にチャレンジしている。右ハンドル車の輸入規制が強まる中、新たな市場を開拓、リスクヘッジとグローバル化を展開するため左ハンドルを基本とする昨年から韓国に進出した。日本から右ハンドルの中古車を輸出するだけではなく、韓国を拠点に現地車両を左ハンドルの国々に輸出している。同国を担当する朴氏に話を聞いた。
(近藤厚志)

【なぜ韓国なのか】
 まず韓国は新車の生産量が多く、ボリュームが大きいことがあげられます。したがいまして、中古車の発生台数が多いということになります。次に地理的に有利なことがあげられます。巨大な港が整備されており、輸送やロジスティクスの面でも恵まれております。韓国からは、ヒュンダイ、キアなど月に1万2000台の中古車が世界に輸出されています。そして、最大の理由は、左ハンドルを基本とした国だからです。

【有力企業との提携】
 韓国の大手総合金融グループ「KBキャピタル社」と7月に提携しました。韓国からの中古車輸出事業分野での包括的な業務提携となります。同社が運営する中古車ポータルサイト「KBチャチャチャ」には5万台の中古車が登録されております。このうち約10%の車両が当社の仲介で輸出が可能という設定がされています。韓国の中古車販売店は在庫台数が10~30台程度の小規模な販売店が多く、新たな販売ルートの拡大は、大きなメリットがあると感じてもらえました。またその車両はビィ・フォアードJ(beforward.jp)に1500台ほど掲載されておりますが、近い将来3000台ほどになると予測しています。

【韓国からの中古車輸出】
 これまでビィ・フォアードは、右ハンドルを基本とする東アフリカが得意でしたが、今後は左ハンドルの国であるガーナ、ナイジェリア、カメルーンなどの西アフリカをはじめ、その他の地域の国々へも韓国から輸出できるようになります。こうした国では道路も舗装されていない場合が多く、韓国で人気が高かったオフロードSUVやディーゼル車などが売れ筋となります。ヒュンダイのサンタフェやキアのスポーテージが特に人気が高く、価格帯はFOB20~30万円が中心となります。現在韓国からの中古車輸出台数はおよそ月100台。チリ、パラグアイ、グアテマラなどの南米やD.R.コンゴ、ルワンダなどに輸出しています。今後主要な輸出先として考えている西アフリカには、インチョン港からの自動車専用船とコンテナ船で対応していきます。今後、韓国をはじめとしたアジア圏での中古車取引量は更に拡大していきますので、アジア自由貿易のハブとなる韓国は、益々重要な拠点となっていくと思います。


【プロフィール】
朴民(ぱく・みん)サムスン関連会社で担当した海外在庫販売やマーケティングの経験を活かし、平成25年4月ビィ・フォアード入社。趣味のスキーはインストラクター経験もあるほどの腕前。韓国水原市出身。1986年5月生まれ。



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